農研機構が大学と共同開発 食材改良で「メタボ予防」

 

 

農研機構が大学と共同開発  食材改良で「メタボ予防」

農業・食品産業技術総合研究機構は近畿大学や徳島大学などと共同で、生活習慣病の予防に効くとされる成分を多く含む大豆や玉ねぎの開発を始めた。農林水産省が20億円を助成する「機能性を持つ農林水産物・食品開発プロジェクト」の一環で、サプリメントの替わりに食材でメタボリックシンドロームなどの予防を目指す。農水省は2015年度までの研究を指示し、その後、10年程度での改良食材の市販を見込んでいる。