JR東日本 合弁でいわき市に植物工場 16年稼働

 

JR東日本  合弁で いわき市に植物工場 16年稼働

JR東日本は9月3日、とまとランドいわき(福島県いわき市)などと合弁会社を設立し、いわき市で自然光利用型植物工場によるトマト生産を始めると発表した。年間生産量600㌧の植物工場を2015年夏着工、16年春の完成・稼働を目指す。初出荷は同年夏の見込み。収穫物は併設の観光農園での販売や加工食材、JR東日本の関連事業会社で活用する。

4日付で設立した合弁会社「JRとまとランドいわきファーム」は、事業化に向け15年4月に資本金を1億円に引き上げ、出資比率はとまとランドいわき50%、JR東日本49%、現地農家1%となる。JR東日本は地域振興のため、農業の6次産業化プロジェクトに取り組み、栽培に乗り出す初事例となる。