初の復元修理終え秀吉とねねの木像公開 京都・高台寺

初の復元修理終え秀吉とねねの木像公開 京都・高台寺
 豊臣秀吉の正室・北政所(きたのまんどころ=ねね)が夫・秀吉の菩提を弔うために創建したといわれる高台寺(京都市東山区)で1月10日、初めての復元修理を終えた秀吉とねねの一般公開が始まった。約400年前につくられた当時の色彩や紋様を再現した像を間近に見ることができる。木像は高台寺創建の1606年ごろの制作されたとされる。ねねの墓所でもある霊屋で公開されていたが、劣化が目立ってきたため、13年秋から京都市内の工房で修復されていた。