滋賀県の豪商「四居家」の土蔵から江戸時代の小判

滋賀県の豪商「四居家」の土蔵から江戸時代の小判
 滋賀県長浜市は1月14日、代々油問屋を営む豪商だった「四居家」の土蔵から江戸時代の小判など85点が見つかったと発表した。現在の価格に換算すると、約2000万円相当という。85点は慶長、正徳などの小判15枚や丁銀2枚、銀の粒などで、1600~1860年ごろのもの。13年10月、寄贈されて市の所有物になっている土蔵を改修した際、2階にあったたんすから発見された。たんすには隠し扉があり、小判や丁銀は紙に包まれて奥に隠すように仕舞われていたという。27日から長浜市曳山博物館で展示される。