陸軍の青年将校らが天皇中心の国家を確立するとしてクーデターを企て、政府要人ら9人を殺害した「二・二六事件」(1936年2月26日発生)について、暴徒として鎮圧されるまでの4日間の事件の推移を分単位で克明に記録した海軍の極秘文書が見つかった。陸軍のではなく、海軍のこうした文書が存在したこと自体が驚きだ。そして、この事件の際、これまで断固鎮圧の姿勢を貫いたとされていた昭和天皇の、揺れ動く思いのさまが垣間見える記録だ。この中で昭和天皇は、海軍の作戦を統括する軍令部のトップ、皇族将校の伏見宮・軍令部総長とのやり取りで、①海軍の青年士官がこの企てに合流することはないか②事件鎮圧に出動する海軍の陸上部隊の指揮官は、部下を十分掌握できる人物を選任せよ-などと、事件の拡大を懸念する発言をしていたことが記録されていて、専門家は当時の天皇と軍の関係を知るうえで、極めて貴重な資料と指摘している。この事件の後、日本軍部は戦争への道をまっしぐらに進み、わずか5年後の1941年に太平洋戦争勃発、そして1945年の敗戦へと突き進む。
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古都の夜空に浮かぶ火文字・形 京都五山送り火
京都のお盆の伝統行事「京都五山送り火」が8月16日、行われた。今年は台風10号の影響で、本来の前日からの準備ができず、この日朝5時ごろからの作業に追われたという。それでも午後8時には予定通り、まず京都市左京区の大文字山の火床に一斉に火が灯され、山の斜面に大きな「大」の文字が浮かび上がった。続いて、京都の街を囲む5つの山々に「妙法(みょうほう)」、「船形(ふながた)」、「左大文字(ひだりだいもんじ)」、「鳥居形(とりいがた)」の順で、ほぼ5分おきに点火された。すると、炎で描かれた文字と形が、古都の夜空に浮かび上がった。市内中心部のビルの屋上をはじめ、市内各所で見物客がそれぞれの思いを胸に、この幻想的な風景に見入っていた。京都五山送り火は、お盆に迎えた先祖の霊を送る京都の伝統行事。
三菱地所 フィリピンで初の開発プロジェクト
三菱地所(本社:東京都千代田区)は8月14日、フィリピン・メトロマニラ(マニラ広域首都圏)に拠点を持つデベロッパー、Arthaland Corporationが推進するオフィスビル開発計画「Savya(サビヤ)Financial Center North Tower」プロジェクトに参画したと発表した。この案件は三菱地所グループ初のフィリピンでの開発計画で、2019年1月に基礎工事着工、竣工は2021年末を予定。今回のフィリピンプロジェクトで、三菱地所グループのアジア・オセアニア地域での事業は10カ国・地域となる。
滋賀・長浜城跡で石垣発見、石材の技法から築城は豊臣期
滋賀県長浜市は8月14日、長浜城跡(所在地:同市公園町)の試掘調査で石垣の一部が見つかったと発表した。石材の形状などから豊臣期(1574~1590年)に造られた可能性があるという。石垣は、大きさが不揃いの石材8個が連なった長さ4.5mで、深さ1.4mの地中から見つかった。1600年以降の徳川期の城郭にみられる、くさびを用いて石材を割る「矢穴技法」が使われておらず、同市は豊臣期の石垣と考えられるとしている。長浜城は羽柴(豊臣)秀吉が築いたことで知られているが、その後、家臣の山内一豊ら城主が4人交代。大坂夏の陣(1615年)で豊臣氏滅亡後、徳川政権が安定した後、廃城となり、資材は彦根城の築城に再利用されたと伝えられており、この時代の遺構はこれまではっきりと確認されていなかった。
トライステージ シンガポールの連結子会社JML社の全株式を譲渡
トライステージ(本社:東京都港区)は8月14日、連結子会社、JML Singapore Pte.Ltd.(以下、JML社)の全株式をResponze TV International Limitedほか1名に譲渡すること、およびJML社に対する債権を放棄すると発表した。JML社の業績改善のための追加の経営資源や、ダイレクトマーケティング支援事業との、見込まれるシナジーなど総合的に判断した結果、今回の結論となった。
関門海 シンガポールの「玄品」運営会社を子会社化、エリア本部に
関門海(本社:大阪市西区)は8月14日、シンガポールのとらふぐ料理店「玄品」運営会社「VLSG PTE.LTD.」の全株式を取得し、6月1日に連結子会社化したと発表した。取得価額は非公表。今回子会社化したのは、関門海が2017年4月、海外進出のフランチャイズ1号店として開店した店舗。しかし、先方より買取依頼があり、関門海グループの今後の海外展開等を踏まえた結果、同社が直営化したうえで、エリア本部として他の東南アジア地域への展開を進めていくのが最善と判断した。
ココカラ・マツキヨが経営統合協議へ、売上高1兆円規模で業界最大手に
ドラッグストア大手のココカラファインは8月14日、マツモトキヨシホールディングス(HD)との経営統合に向けた協議を始めると発表した。ココカラファインはスギホールディングスからも経営統合を打診されていたが、マツモトキヨシHDと組む方が相乗効果が大きいと判断した。この統合が実現すれば売上高1兆円規模となり、業界最大手となる。
志賀直哉の『暗夜行路』の舞台 京都時代の旧居宅、解体へ
文豪・志賀直哉(1883~1971年)の京都時代の旧居の一つで、代表作『暗夜行路』でも重要な舞台として描かれた京都市北区の住宅が近く取り壊されることが分かった。この旧居は北野白梅町交差点から南西約200mにあり、1910年代当時の衣笠村に郊外型住宅として開発され、文化人が数多く住んだ衣笠園の一角。志賀は実父との確執が激しく、わずか4カ月余りだったが、新婚間もない大正4年1月にここに移り住んでいる。暗夜行路の作品では、自らを投影させた主人公の作家、時任謙作と妻・直子が新婚生活をスタートさせた家として登場する。旧居は大正期の木造2階建てで、老朽化が著しく、現在の所有者が解体・売却の手続きを進めている。
リプロ シンガポールに国外初拠点、東南ア皮切りに海外事業本格化
Repro(本社:東京都渋谷区、以下、リプロ)は8月13日、国外初拠点としてシンガポールに子会社「Repro Singapore PTE.LTD.」(資本金4,000万円)を設立し、東南アジア諸国でのセールス&マーケティングを開始すると発表した。今後、市場の拡大が見込まれる東南アジア圏でのシェア獲得を目的とし、アジアの玄関口であり、ハブともなっているシンガポールに国外初拠点を開設したもの。シンガポールを中心にインドネシア、インド、タイ、マレーシア、ベトナムなど東南アジア諸国でマーケティングセールス、カスタマーサクセスを展開する。2021年末めどにカントリーマネジャーを設置し、各国5~10名体制を構築していく予定。リプロは世界59カ国6,500社以上の導入実績を持つCE(Custmer Engagement)Platform Reproを提供している。
住商グローバル・ロジ タイ物流事業で新倉庫稼働
住友商事(本社:東京都千代田区)は8月13日、100%子会社の住商グローバル・ロジスティクス(本社:東京都千代田区)がタイで運営する物流子会社のSumisho Global Logistics(Thailand)Co.,Ltd.(本社:タイ・バンナ、以下、SGLT)を通じて、約4,000㎡の自社倉庫の稼働を開始すると発表した。同倉庫はバンコクから車で約45分、アユタヤ、ナワナコン地区に位置するSGLTナワナコン支店内に立地している。同地区は食品・消費財メーカーの集積地で、今後も旺盛な物流需要が見込まれている。ナワナコン支店の敷地内に同支店で6棟目となる自社倉庫を建設することで、支店の既存人員やノウハウを有効活用する。SGLTがタイでオペレーションに携わる倉庫延床面積は約9万㎡で、今回の新倉庫を合わせ約9万4,000㎡に拡大する。