「未分類」カテゴリーアーカイブ

ヤフーがZOZO買収、投資額4,000億円、アマゾン、楽天を追撃

ソフトバンク傘下のヤフーは9月12日、インターネット衣料通販大手、ZOZO(ゾゾ)を株式公開買い付け(TOB)で子会社化し、傘下に収めると発表した。投資額は約4,000億円。ECを新たな収益源と位置付け、グループの総力を挙げてアマゾン・ドット・コムや楽天を追撃する。ヤフーの利用者の中心は30~40代。一方ZOZOの約800万人の顧客の大部分は20~30代で、女性がおよそ7割を占める。ヤフーの通販サイトにZOZOが出店して衣料品を販売すれば顧客の若返りが見込める。また、ZOZOの売上高営業利益率が22%とヤフーよりも高いことも魅力だ。なお、ZOZOの創業者で代表取締役の前沢友作氏は退任する。

三谷産業 ベトナムで産学官の「Areoleカンファレンス2019」開催

三谷産業(本社:金沢市)は、ベトナム・ハノイ市内のホテルで9月11日、人材育成・人材開発に関する基調講演やパネルディスカッション、ネットワーキング交流会を実施する「Aureole(オレオ)カンファレンス2019」を開催した。このカンファレンスには在ベトナム日本大使館、ベトナム政府教育訓練省など日本、ベトナム両国の産学官より計194名が参加。基調講演に熱心に耳を傾け、パネルディスカッションでは活発な意見交換が行われた。

「スカーレット」ヒロイン・戸田恵梨香さんが抱負、女性陶芸家の草分け描く

9月30日から放送が始まるNHKの連続テレビ小説「スカーレット」でヒロインを演じる戸田恵梨香さんが9月11日、ドラマを制作するNHK大阪放送局で記者会見した。連続テレビ小説として101作目となる「スカーレット」は焼き物の里として知られる”信楽”(滋賀県)を舞台に女性陶芸家の草分けとして仕事と家庭に奮闘する主人公を描く物語。     戸田さんは「主人公のやりぬく姿を通して、とくに女性の皆さんに力を分けられたら」と意気込みを語った。「スカーレット」は9月30日から半年間放送される。

常石造船 フィリピン拠点で初建造のコンテナ運搬船を引渡し

常石造船(本社:広島県福山市)は9月11日、フィリピン・セブのTSUNEISHI HEAVY INDUSTRIES(CEBU)INC.(所在地:フィリピン・セブ州セブ島バランバン、以下、THI)で、新船型となる1900TEUコンテナ運搬船の1番船を引渡したと発表した。タイのバンコク港に入港可能な最大船型”バンコクマックス”としての主要目の制限(全長:172m、船幅:28.4m)をキープしつつ、貨物艙や艤装品の配置を工夫することでバンコクマックスとして最大級の1,944個のコンテナを積載可能とする、積載能力の最大化を実現した。また、拠点を置く日本、中国それぞれのノウハウを集結し、高い品質で安定した工程を実現した。

ジェトロ ベトナム・ホーチミン市で日本の農水産物・食品輸出商談会

日本貿易振興機構(ジェトロ)は9月11日、ベトナム・ホーチミン市内で日本の農水産物や食品の輸出商談会を開催した。日本全国から47社が参加し、現地の輸入業者や小売店などのバイヤーに商品を売り込んだ。90社を超える企業との商談が行われたという。日本の財務省の貿易統計によると、2018年の日本の農水産物・食品のベトナム向け輸出額は前年比15.9%増の457億円を記録。過去最高を更新すると同時に、初の400億円超えとなった。

地球型惑星に水蒸気 存在を初めて確認、英科学誌に発表

AFP時事によると、ハビタルゾーン(生命居住可能地域)内にある太陽系外惑星の待機中に水蒸気が存在することを初めて確認したとする論文が9月11日、英科学誌ネイチャー・アストロノミーに発表された。論文によると、この惑星「K2-18b」は、質量が地球の8倍、大きさが地球の2倍で、液体の水が存在できるハビタルゾーン内で恒星の周りを公転している。K2-18bは、米航空宇宙局(NASA)のケプラー宇宙望遠鏡が発見した数百個の「スーパーアース(巨大地球型惑星)」の一つ。これまで4,000個余り見つかっている太陽系外惑星のうち、岩石でできた表面と水を含む大気の両方を持つことが確認されたのは、この惑星が初めて。

大阪市の補正予算案 消費税引き上げに伴う準備費用など総額9,860万円余

大阪市はこのほど一般会計の総額で9,860万円余りの今年度の補正予算案を取りまとめた。この予算案を9月18日から始まる定例市議会に提出する方針。                          主な内訳は10月からの消費税率10%への引き上げに伴う政府のポイント還元などの景気対策の準備費用として7,800万円、災害発生時の避難所用に市内のすべての中学校の体育館に設置予定のエアコン費用1,100万円、夢洲で計画しているIRの誘致を確実に進めるための環境アセスメントに向けた基本調査費として900万円をそれぞれ計上している。

千代田化工 インドネシアDSLNG社向けにAIプロダクト導入で増産達成

千代田化工建設(本社:横浜市西区)は9月11日、ドンギ・スノロLNG社(本社:インドネシア・ジャカルタ、以下、DSLNG社)が、中スラウェシ州で保有し稼働中のLNGプラント向けに、生産効率の向上によるLNG増産支援を目的としたAI(人工知能)を導入し、業務提携先のグリッド社と共同で効果検証していたが、7月末までにLNGの増産を確認したと発表した。今回同プラントに導入された「LNG Plant AI Optimizer」は、プラント設備の改造を伴うことなく、安全にLNGを増産することによりプラントの経済性を向上させる画期的なプロダクトを立証した。

ベクトル ベトナムで第二の拠点 ハノイオフィス新設

総合PR会社のベクトル(本社:東京都港区)は9月10日、ベトナムの現地法人Vector Group Company Limited(以下、ベクトルベトナム)がハノイに、ホーチミン市に続くベトナム2番目の事業拠点となるハノイ事務所を開設し、9月より活動を開始したと発表した。ベクトルグループはアジアNo.1のPRグループを目指しており、今回のハノイオフィス開設によって、現地で事業展開している日系企業への従来のサービスに加え、優秀な現地ITエンジニアを雇用し、高度なITサービスを日本や現地向けに開発していく。

ヤマト王権トップ?の木棺初公開、桜井茶臼山古墳

古墳時代の初期ヤマト王権のトップの大王の墓の可能性が指摘されている奈良県桜井市の大型前方後円墳、桜井茶臼山(ちゃうすやま)古墳(3世紀末~4世紀初め、国史跡)から出土した木棺が、保存処理を終え、奈良県立橿原考古学研究所(橿原市)で初公開されている。公開は10月31日まで。                                                                         この木棺はコウヤマキ製で長さ4.89m、幅75cm、厚さ27cm。残っているのは底の部分。同研究所が2009年の発掘調査で竪穴式石室から取り出したもの。2015年から木棺の保存処理を進め、薬剤の溶液に2年間浸けて木材を補強。乾燥後に約1年かけて状態を観察してきた。同時期の大型の前方後円墳の多くは宮内庁の管理する陵墓や陵墓参考地に指定され、原則非公開とされている。