「未分類」カテゴリーアーカイブ

郭台銘・鴻海精密工業前会長 台湾総統選出馬見送りを発表

2020年1月に実施される台湾総統選をめぐり、鴻海精密工業の郭台銘前会長(68)は9月16日、出馬を見送るとの声明を発表した。郭氏は7月に行われた国民党予備選で韓国瑜・高雄市長(62)に敗れたため9月12日、同党に離党届を提出。総統選には無所属での出馬を準備していた。ただ、今回総統選への出馬を見送るとの声明を出したが、郭氏は「総統選に出馬しないからといって、政治に関わることを諦めたわけではない」と含みを残した発言をしている。

電源開発 マレーシア・マラコフ社と戦略的提携の覚書

電源開発(本社:東京都中央区、以下、Jパワー)は9月13日、マレーシア最大のIPP(独立系発電事業者)のMalakoff Corporation Berhad社(以下、マラコフ社)との間で、両社による新規案件の共同開発の検討等について定めた戦略的提携に関する覚書を締結したと発表した。マラコフ社はマレーシアに拠点を置き、同国内に持分出力約591万KWの発電設備を保有するほか、中東、北アフリカ等の複数の海外地点で発電・造水プロジェクトに出資している。Jパワーは、今回の覚書に基づきマレーシアやその周辺国での新規案件の開発に取り組み、目標として掲げている2025年度の海外持分出力1,000万KWの実現目指して海外発電事業を推進していく。

F&P ミャンマー・ヤンゴンに近郊型オフィス併設物流施設1期完成

商業と物流のトータルマネジメントを手掛けるフクダ・アンド・パートナーズ(本社:東京都中央区、略称:F&P)は9月12日、ミャンマーのヤンゴン市タケタ地区で、2017年秋の不動産長期賃借交渉成立を経て開発を進めてきた、ヤンゴン市では初となる冷凍冷蔵倉庫を併設した物流不動産「近郊型オフィス併設物流施設(B棟、1期工事)」が完成したと発表した。これを受け同日、在ミャンマー日本大使館、ミャンマー日本商工会議所、その他関係各社からの来賓、施工会社各社、テナント入居者、地権者、タケタ工業団地関係者などの参列を得てオープンセレモニーを開いた。                                                F&Pが同地で現在推進している開発プロジェクトは、A・B・C棟の3棟からなり、総敷地面積9095.6㎡、総延床面積約1万81.9㎡の複合機能を持った施設を開発するもの。今後、2020年2月までにC棟、同年9月までにA棟を稼働させ、3温度帯で冷凍冷蔵庫、オフィス、店舗、教育・研修センター、レンタル大会議室を備えた施設としてサービス機能を充実させていく。

違法民泊6,057件のうち96%是正、大阪市が撲滅チームで

違法民泊ゼロを目指している大阪市は、6月末時点で市が把握した全6,057件のうち、96%にあたる5,834件について、市への届け出や営業の取りやめなど是正措置を取ったことを明らかにした。大阪市は残る223件についても国などに協力を求めながら、是正に向けた指導を続けていく方針。大阪市は2018年6月、違法民泊について、市の監視員や警察OBなどからなる「違法民泊撲滅チーム」を立ち上げ、今年6月末までに市内の違法民泊をなくすことを目標に、事業者への指導などを行ってきた。

AGC 中国・蘇州に車載ディスプレイ用カバーガラス生産拠点

AGC(本社:東京都千代田区、旧旭硝子)は9月12日、中国江蘇省蘇州工業園区に、大型3D・複雑形状の車載ディスプレイ用カバーガラスの生産拠点を建設すると発表した。各種光学薄膜コーティングから装飾印刷、複雑曲面の一体成形に至るまで、最先端技術を導入した一貫生産ラインを備え、すでに受注が決定している複数の車種向けに2022年に販売を開始する予定。これにより、既存の国内2拠点に加え、第3の生産拠点となる。

JR西日本 香港の旅行予約サイト「KLOOK」と提携、インバウンド対応強化

西日本旅客鉄道(JR西日本、本社:大阪市北区)は9月12日、香港に本拠を置く旅行予約サイト「KLOOK(クルック)」と提携したと発表した。関西・広島エリアへの外国人旅行客の誘致をさらに促進するため、クルックのプラットフォーム上でJR西日本のレールパスとユニバーサルスタジオ(USJ)、あべのハルカス展望台など人気観光スポットを組み合わせたセット商品を、同日から外国人向けに販売開始した。

タイの日本食店21.1%増の3,637店、地方の伸びがけん引

日本貿易振興機構(ジェトロ)バンコク事務所のまとめによると、2019年のタイにおける日本食レストラン店舗数は前年比21.1%増の3,637店だった。同国では近年、都心部での日本食レストラン店舗数が頭打ちとなっているのに引き換え、地方での伸びが目立つ。その結果、地方が27.8%増と全体の伸びをけん引した。日系の飲食チェーン店に加え、タイ人の個人経営の日本食およびすし店が大幅に増加した。

NEDO タイ工業省 タイで電気・電子機器廃棄物のリサイクル実証事業

NEDO(国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構)は9月13日、タイ工業省工業局(DIW)と電気・電子機器廃棄物(WEEE)リサイクルの実証事業を実施することに合意し、基本協定書(MOU)を締結したと発表した。この実証事業は「アジア省エネルギー型資源循環制度導入実証事業」のテーマの一つとして、2019年度から2年間の予定で実施する。                                                                                                          委託先はアビヅ、サイト企業はHidaka Yookoo Enterprises Co.,Ltd. 実証場所はHidaka Yookoo Gateway工場。WEEEの破砕後に排出されるミックスメタル(プラスチック、ガラス、金属などの混合物)の粒度・比重選別を行うことで、有価物(銅、ステンレス、アルミニウム、貴金属)を効率よく回収する自動リサイクルシステムを導入し、その有効性を検証する。また、タイ国内で処理できない貴金属(金、銀など)と有害廃棄物(鉛、亜鉛など)の混合物を、日本で再資源化することで国際資源循環を実現し、タイをはじめとするアジア諸国におけるリサイクルモデルの確立を目指す。

ナガオカ ベトナムに第3の製造拠点設立 東南アの需要増大に対応

水やエネルギーなどライフラインを支える製品を手掛けるナガオカ(本社:大阪市中央区)は9月12日、ベトナム・フンイエン省に現地法人「NAGAOKA VIETNAM CORPORATION(仮称)」を設立すると発表した。新会社の資本金は1億円の予定で、同社が全額出資する。取水用スクリーンの製造および販売を手掛ける。2019年12月に設立する予定。同社は現在、同社のコア技術を用いた「ナガオカスクリーン」を日本(兵庫県姫路市)と中国(遼寧省大連市)の2拠点で製造・販売している。ベトナムやマレーシアなど東南アジアの顧客企業の需要が増大しており、これらの供給要請に応え今回、ベトナムに第3の製造拠点を立ち上げることを決めたもの。

“やりまわし”に歓声 大阪・岸和田「だんじり祭」

高さがおよそ4m、重さがおよそ4トンのだんじりを法被、ねじり鉢巻き姿の男たちが、力強い掛け声とともに、豪快に引き回す大阪府岸和田市の「だんじり祭」が9月14、15の両日行われた。今年は市内の各地区から34台のだんじりが参加。最大の見どころは交差点で、だんじりが勢いよく走りながら直角に向きを変える”やりまわし”。だんじりの屋根の上でうちわを持って舞う「大工方」の合図で、引手たちが息を合わせて、勢いよくだんじりを曲げる。そのたびに見物客からは歓声が上がる。                                              岸和田だんじり祭は、江戸時代、当時の岸和田藩主が五穀豊穣を願って始めたと伝わる、300年以上続く伝統の祭。