JR四国などでは10月28日、JR高松駅(香川県高松市)みどりの窓口横に、外国人顧客への観光情報等の発信ツールとしてのタッチパネル式デジタルサイネージ「多言語表示観光ウエルカムボード」を設置すると発表した。11月1日から運用開始する。仕様はタッチパネル式75インチ4Kモニター。日本語・英語・中国語(繁体・簡体)・韓国語の多言語で表示する。JR四国管内では6月のJR高知駅(高知市)、7月のJR松山駅(愛媛県松山市)に続き3駅目となる。
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東電と中部電が共同でカンボジアの配電事業に参入
東京電力ホールディングスと中部電力はこのほど、カンボジアの配電事業に参入したと発表した。共同出資会社を通じ、カンボジアで配電事業を展開するシンガポール企業、サンイーの株式の8割を取得した。出資額は240万米ドル(約2億6,000万円)。6月に出資手続きを完了した。これにより、カンボジア南部で約1万1,000世帯に電力供給する。年約7%の経済成長が続き、カンボジアでは電力需要が拡大。一方、電力供給は不安定な状況にあり、高品質で安定的な電力供給を目指す。
八千草薫さん すい臓がんで死去、大阪府・ 宝塚歌劇団出身
映画やテレビで可憐でひたむきな日本女性の役などを演じ幅広い世代に支持された大阪府・宝塚歌劇団出身の女優、八千草薫さんが10月24日、東京都内の病院で亡くなったことが分かった。死因はすい臓がん。88歳だった。昭和26年に本格映画デビュー以来、70年近い女優人生にピリオドを打った。
伊藤忠 中国でリサイクル事業会社と車載用電池の再利用ビジネス開始
伊藤忠商事(本社:東京都港区)は10月28日、リチウムイオン二次電池事業取り組みの一環として、中国で車載用電池のリユース、リサイクル事業を手掛けるShenzhen Pandpower(本社:中国広東省深圳市、以下、PAND社)から第三者割当増資を引き受け、車載用電池のコンテナ型定置用蓄電池への再利用ビジネスを開始すると発表した。 中国では2010年代半ばから電気自動車(EV)の販売が増加、世界に先駆けて試乗が拡大している一方、過去販売されたEVに搭載された電池が今後大量に市場へ出回ることが予想されており、使用済み電池の有効活用が大きな課題となっている。 伊藤忠商事はリユース電池を活用したコンテナ型定置用蓄電池をベースに、従来、コストの問題で蓄電池の導入が困難だった電力変動の調整弁や電力過疎地でのマイクログリッド化等、新たな市場領域へ競争力のあるエネルギーサービスを提供する。
日本初の長編アニメ「白蛇伝」の制作資料見つかる 東映アニメ
日本初の長編カラーアニメーション映画として61年前に公開された「白蛇伝」の絵コンテなどの資料が、京都市右京区の東映太秦映画村で見つかった。専門家は草創期のアニメの制作過程が分かる貴重な資料だとしている。 白蛇伝は東映動画、現在の東映アニメーションが昭和33年に公開した、日本で初めての長編カラーアニメーション映画。見つかった資料は、アニメーターがキャラクターの立体感を考える際に使われたとされる粘土模型4体や、全体の構成を指示する絵コンテの第1稿などおよそ40点。これらの資料の一部は11月4日まで京都文化博物館で展示されるほか、今後、東映太秦映画村でも展示される。
ラグビーW杯決勝はイングランドvs南アの対決に 11/2
ラグビーワールドカップ2019日本大会の決勝戦は史上初の3連覇を目指していた王者・ニュージーランドを破ったイングランドと、ウェールズ大接戦の末を退け、3度目の優勝を目指す南アフリカとの間で争われることになった。11月1日にニュージーランドとウェールズとの3位決定戦の後、決勝戦は2日に行われる。W杯で初めてニュージーランドに勝利したイングランドが、この勢いで頂点を極めるのか、実績のある南アフリカが3度目の優勝を飾るのか、注目される。
ブリヂストンの建設・鉱山車両用タイヤ新工場 タイで開所式
ブリヂストン(本社:東京都中央区)は10月25日、子会社のブリヂストン・スペシャリティ タイヤ マニュファクチャリング(タイランド)カンパニーリミテッド(所在地:タイ・ラヨーン県アマタ・シティ工業団地)が、建設・鉱山車両用ラジアルタイヤ新工場の開所式を24日、執り行ったと発表した。新工場の敷地面積は約87万㎡、生産能力は約35トン/日。開所式にはBOI(タイ投資委員会)、ラヨーン県、日本大使館などから来賓、関係者らを迎えて行われ、グローバル供給拠点のスタートを祝った。
秋の都大路彩る京都「時代祭」 歴史絵巻に6万人余の見物客
10月22日の「即位礼正殿の儀」と重なるのを避け、今年だけ例外的に26日に日を変えて、京都三大祭りの一つ「時代祭」が行われた。王朝の平安時代から武家政権時代、そして明治時代までのそれぞれの時代を象徴する装束に身を包んだおよそ総勢2,000人の行列が、京都御所から平安神宮までのおよそ4.5kmの都大路を練り歩いた。 行列は明治時代の鼓笛隊や官軍を先頭に、時代を遡る形で歴史上の人物が登場。維新への扉を開くのに重要な役割を果たした坂本龍馬、色鮮やかな十二単を身に着けた皇女和宮、さらには織田信長などが次々に登場し、沿道では昨年より多い6万人余りが、この華やかな歴史絵巻を楽しんだ。
パナソニック 中国のWAT社と東南ア向け空調機器開発・販売で提携
パナソニック(本社:大阪府門真市)は10月25日、中国のWelcome Air-Tech社(本社:中国・香港行政区、以下、WAT社)と東南アジア地域における大型施設向け空調関連機器の開発および販売で提携すると発表した。両社は、パナソニックのビル用マルチエアコン(VRF)用インバータ技術とWAT社のエアハンドリングユニット(AHU)技術を組み合わせた、高効率で環境負荷の小さいDX-AHUを開発することで合意。販売面では、両社のスマートクラウド技術を活用し、遠隔操作やメンテナンスなど利便性の向上を目指す。
令和最初の「正倉院展」初出展4件含む41件の宝物出展
奈良時代の聖武天皇ゆかりの宝物を集めた「第71回正倉院展」が10月26日から始まった。令和で最初となる今年の正倉院展には初出展の4件を含む41件の宝物が出展され、11月14日まで奈良市の奈良国立博物館で開かれている。 今回の展示で興味深いのは革製のくつ、「衲御礼履(のうのごらいり)」だ。これは聖武天皇が大仏開眼法要の際に使用したと推測されるもの。表面には赤く染めた牛の革が、内側には鹿の革が用いられ、真珠や水晶などでつくられた花形の飾りがあしらわれている。また、「紫檀金鈿柄香炉(したんきんでんのえごうろ)」は、香をたくのに使う道具で、獅子の形をした飾りが取り付けられており、器の側面には植物や蝶の文様など豪華な装飾が施されている。