ニプロ(本社:大阪市北区)は11月11日、中国・黒龍江省の省都ハルビンに連結子会社、尼普洛貿易(上海)有限公司の営業事務所を開設したと発表した。医療機器の販売を担う。中国東北部をカバーする販売・サービス網をさらに強化し、より地域に密着したきめ細かなサービスを提供しながら、医療現場のニーズに応えていく。 今回のハルビン事務所を加えると、ニプログループの海外拠点は56カ国187拠点となる。
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「独身の日」2019年アリババの取引額4兆円超で過去最高を更新
11月11日、中国最大のネット通販セール「独身の日」で、2019年のアリババ集団の取引額が2,864億元(約4兆1,000億円)となり、2018年実績の2,135億元(約3兆4,800億円)を上回り、過去最高となった。アリババが11月12日発表した。国別の輸入品売上高ランキングでは日本が1位、米国が2位。日本はユニ・チャームのおむつや資生堂の化粧品などが引き続き人気を集めた。 独身の日のセールはネット通販大手のアリババ集団が2009年に始めたもので、世界中の企業が出展。セール開始以来、毎年過去最高を更新している。
信州大と東芝が共同研究 生分解性リポソームでがんの遺伝子治療へ応用
信州大学(所在地:長野県松本市)の研究グループと東芝(本社:東京都港区)は11月11被、ナノサイズのカプセルの生分解性リポソームによって遺伝子を細胞に運ぶ技術をがんの遺伝子治療に応用する共同研究を開始したと発表した。生分解性リポソームは、標的となる細胞にカプセル内の治療遺伝子を効率よく運ぶことが可能で、また量産にも適していることから、適用範囲の拡大も期待できるという。
ミキモト 西日本初の路面旗艦店「大阪心斎橋店」開業,大阪2店目
ミキモト(本社:東京都中央区)は11月8日、西日本初の路面旗艦店として商業集積地である大阪・心斎橋に11月7日、「大阪心斎橋店」をオープンしたと発表した。西日本の直営店として、大阪梅田店に続く2店舗目となる。大阪心斎橋店(所在地:大阪市中央区)の店舗面積は約303.61㎡、営業時間は12時~20時。
愛知海運 KLにマレーシア現地法人設立
港湾運送・荷役事業、倉庫業などを手掛ける愛知海運(本社:名古屋市港区)はこのほど、バイオマス燃料の事業拡大に向けて、現地法人「AICHI KAIUN(MALAYSIA SDN.BHD.)」をマレーシアに設立し、クアラルンプール(KL)市内に事務所を開設したと発表した。同社の海外拠点は中国(上海・大連・天津)、タイ(2カ所)に次ぎ6拠点目。
直江兼続の,秀吉の人使いのうまさ伝える書状見つかる,伏見城築城現場で
戦国武将、上杉景勝の家臣の直江兼続(なおえかねつぐ)の、豊臣秀吉の気さくで人使いのうまさを伝える書状が見つかった。書状は、伏見城普請に派遣されていた兼続が、京に向かう途上の主君・景勝の随行者とみられる人物に宛てたもの。この中で、伏見城(所在地:現在の京都市伏見区)築城の工事現場に秀吉が自ら赴き、現場の作業員一人一人に声をかけた様子が記されている。 文禄3(1594)年の4月2日付で書かれ、兼続の花押がある。兼続は築城現場の様子を報告するとともに、「昨日も大(太)閤様御覧なされ候(そうろう)、普請衆何(いずれ)二も、御言葉を被下(くだされ)候」(文意:昨日も秀吉様が工事をご覧になりました。工事をしている者たちに直接言葉をかけて下さいました)と、現場の士気を高めるための気配りを見せた様子を記している。 東大史料編纂所と新潟県立歴史博物館などの共同調査で確認された。
神戸港で過去最多の400kgのコカイン押収、末端価格で80億円
神戸港に10月入港した貨物船のコンテナからおよそ400kgのコカインが見つかり、神戸税関などが押収していたことが分かった。国内で1度に押収されたコカインの量としては過去最多で、末端の密売価格でおよそ80億円分に上るという。税関や兵庫県警察本部などでは国際的な密売組織が関わっている疑いがあるとみて捜査している。
昭和産業,海外事業拡大,26億円投じ台湾の大成集団G2社と合弁事業
昭和産業(本社:東京都千代田区)は11月8日、2017年10月より業務提携している、台湾を拠点として食品・飼料などの事業を展開する大成集団との合弁事業を開始すると発表した。海外における事業の拡大を目的に、約26億円投じ、大成集団のグループ会社2社に出資、新たに製粉事業、飼料事業(鶏卵)に参入する。 國成麵粉股份有限公司(所在地:台湾・桃園市)および中一食品股份有限公司(所在地:台湾・台南市が実施する第三者割当増資で、それぞれ新たに発行される株式の2,440万株、4,200万株を引き受ける。増資実施はいずれも2020年春の予定。増資後の昭和産業の出資比率は、國成麵粉股份有限公司が40%、中一食品股份有限公司が35%となる。
シチズンM 工作機械の中国工場移転、生産能力倍増 自動化・可視化
シチズンマシナリー(本社:長野県北佐久郡御代田町)は11月7日、重要製造拠点の一つ、西鉄城(中国)精密机械有限公司<CITIZEN(CHINA)PRECISION MACHINERY CO.,LTD.>を拡張のため移転し、新工場を建設すると発表した。竣工は2021年2月の予定。新工場の所在地は山東省●博市、現工場から3.4km、車で5分程度の距離にある。敷地面積は6万7,600㎡、延床面積は3万4,200㎡と現工場の約3倍で、生産能力は現在の倍増となる月間最大で350台を予定。生産工程の自動化を推進するほか、工程進捗や設備稼働状況を可視化するシステムを導入する。
共栄タンカー シンガポールに子会社設立、グループの事業基盤拡充
共栄タンカー(本社:東京都港区)は11月8日、シンガポールに全額出資による子会社を設立したと発表した。11月11日から業務を開始する。海事産業の世界的集積地のシンガポールで、営業活動や情報収集を行い、既存顧客との関係強化並びに、新規開拓を推進することで、同社グループの事業基盤を拡充する。新会社「KYOEI TANKAER SINGAPORE PTE.LTD.」の資本金は25万米ドルで、海運業を手掛ける。