聖徳太子が建立したとされる「西安寺」(所在地:奈良県王寺町)跡で、寺の建物を取り囲んだ廊下、「回廊」の跡が初めて見つかった。回廊の幅は約4.6mで、金堂との位置関係から寺の東西の大きさは37.6mと推定され、寺としては小規模だったとみられている。王寺町が行った調査では、これまでに塔や金堂の跡が確認されている。 また、現場から見つかった瓦と、創建当時の法隆寺の跡から出土した瓦の文様を比較したところ、同じ鋳型でつくられたことが分かり、同町では聖徳太子ゆかりの法隆寺との関係がより深まったとしている。西安寺は現存していないが、文献には聖徳太子が建立したことが記されている。
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ホンダ「N」シリーズ累計販売台数250万台突破、96カ月目で達成
ホンダ(本社:東京都港区)は12月5日、軽乗用車「N」シリーズの累計販売台数が2019年11月末時点で250万台を突破したと発表した。2011年12月に第1弾モデル「N-BOX(エヌボックス)」を発売して以来、96カ月目での記録達成となる。
エスプール 台湾の世霹有限公司へ出資、越境ECサービス拡大
BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)事業を主幹事業とするエスプール(本社:東京都千代田区)は12月4日、台湾の世霹有限公司(本社:台湾・台北市、以下、Shipeee)へ出資すると発表した。出資額は2,000万円。持分比率は非公表だが、エスプールの連結子会社となる予定。今回の出資により、子会社のエスプールロジスティクスでは台湾向け越境EC顧客の獲得が期待できる。また、日本企業の台湾進出支援サービスを手掛けているShipeeeは、台湾における人員体制の拡充を行うことで、事業拡大のスピードを上げる。
日本・フィリピン インフラ整備で経済協力合同委員会 鉄道事業など
神奈川県小田原市で12月6日、マニラ首都圏の鉄道事業や橋梁耐震補強等のインフラ整備等フィリピン政府が取り組む重要課題の解決に向けた協力について、日・フィリピン合同委員会の会合が開かれた。同会合には、日本側から和泉洋人内閣総理大臣補佐官ほか、フィリピン側からカルロス・G・ドミンゲス財務大臣およびアーネスト・M・ペルニヤ国家経済開発長官らが出席した。 この会合は2017年10月、ドゥテルテ大統領が訪日した際、発表した「今後5年間のニ国間協力に関する日フィリピン共同声明のフォローアップを行うもので、今後具体的で着実な協力案件の実施を目指すことで一致した。
ジェイエデュケーション タイ・インドネシア人留学生の人材紹介開始
ジェイエデュケーション(本社:東京都中央区)は12月5日、自社で送り出す留学生の日本での就職を支援するとともに、タイ・インドネシアへの市場開拓を狙う企業を対象にした人材紹介サービスを開始したと発表した。東南アジアの市場開拓の展開には、現地を理解している人材の存在がカギとなる。各国の状況を理解し、言語ができるその国出身の日本留学経験者を企業に紹介することで、この課題解決を支援する。
「リチウムイオン電池がエネルギー革命の中心」吉野さんが記念講演
吉野彰・旭化成名誉フェローが12月8日、スウェーデンのストックホルム大学で記念講演を行った。吉野氏は「リチウムイオン電池の開発経緯とこれから」と題し、ノーベル化学賞を同時に受賞する3氏の中で最後に講演した。この中で吉野氏は、リチウムイオン電池は環境問題の解決に重要な役割を果たすとし、「とくに電気自動車が世界の市場を大きく変えていく」強調。そして、「これからのエネルギー革命にリチウムイオン電池が中心的な役割を果たす」と講演を締め括った。すると、会場からは大きな拍手が起こった。授賞式は12月10日行われる。
PPIH 国内外のグループの総店舗数700店「ドン・キホーテ十三店」で
パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(本社:東京都目黒区、以下、PPIH)は12月6日、同日の「ドン・キホーテ十三店」(所在地:大阪市淀川区)のオープンにより、国内外のPPIHグループの総店舗数が700店を達成したと発表した。2019年1月にユニーが同社グループに加わったことで、東海エリアを中心に店舗数が飛躍的に伸び、2020年6月期売上高1兆円、500店舗の展開を目指した中期目標「ビジョン2020」を1年前倒しで達成した。
ブルーキャピタル バイオマス発電用パーム椰子殻 Blossomと長期供給契約
ブルーキャピタルマネジメント(本社:東京都港区)は12月5日、Blossom Bio Energy Sdn Bhdとの間で、パームカーネルシェルの長期(20年間)供給に関するパートナーシップ契約に調印したと発表した。これにより合計75MTのパーム核殻を必要とする国内3か所のバイオマス発電所(設備容量年間150MW)の燃料を安定供給することが可能となる。
「科学技術交流」テーマにシンガポールの大学生ら20名が訪日
対日理解促進交流プログラムJENESYS2019の一環として、12月9~17日までシンガポールの大学生・専門学校生20名が訪日する。一行は「科学技術交流」をテーマに、東京都内で講義を聴講し、博物館や大学研究所等を訪問し、日本の科学技術分野における持続的な取り組みを学ぶ。また、宮城県を訪問し、地方自治体を表敬、歴史的建造物の視察や地元の人々とのふれあいを通じて、日本への理解を深める。さらに科学技術の研究・開発拠点を訪問し、最先端技術の現場を視察する。
旭化成 MUIから結晶セルロースのハラル認証取得
旭化成(本社:東京都千代田区)は12月5日、医薬品の賦形剤や食品の安定剤に使用される結晶セルロース(商品名:「セオラス」「セルフィア」)を対象に、インドネシアのハラル認証機関、インドネシア・ウラマー評議会 食料・薬品・化粧品研究所(MUI)からハラル認証を取得したと発表した。今回ハラル認証を取得したMUIは、ムスリム人口が多いインドネシアの認証機関で、主要各国のハラル認証機関と相互認証・協力を行っているため、グローバルに通用する認証だ。