NEW ART HOLDINGS(本社:東京都中央区)は1月16日、東南アジア地域で海外事業の一層の拡大を図るため、シンガポールに全額出資による現地法人を設立すると発表した。当面、現地のマーケット調査を行いつつ、情報収集やネットワーク構築に注力し、営業基盤の形成に努めていく。新会社「NEW ART DIAMONDS(SINGAPORE)PTE.LTD.」の資本金は5万シンガポールドル(約400万円)で1~2月に設立する。ジュエリーの輸入販売を手掛ける。
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「チバニアン」国際学会が正式に命名決定
韓国で1月17日開かれた国際学会の理事会で投票の結果、千葉県市川市にあるおよそ77万年前から12万年前までの地質学上の時代を、千葉県にちなんで「チバニアン」と命名することが正式に決まった。日本の地層が国際的な基準に登録されるのは初めて。
三菱ケミカル 中国の光明食品へ最新植物工場納入、人工光太陽光併用型
三菱ケミカル(本社:東京都千代田区)は1月16日、中国の光明食品集団上海五四有限公司(本社:上海市、以下、光明食品)との間で、中国初となるきゅうりの栽培システムを含む、中国最大規模の人工光太陽光併用型野菜栽培システム(以下、植物工場)を納入することで合意したと発表した。同社の子会社、三菱ケミカルアグルドリームが開発した植物工場を、同社の中国子会社、無錫菱陽生態農業設施科技有限公司が納入する。今回納入する植物工場は、育苗までを人工光で行い、それ以降は太陽光を利用して効率的に生産する併用型。通年で収穫が可能、節水型、肥料の適切な使用が可能-などが特長。光明食品は食品のバリューチェーンを構築。2017年から三菱ケミカルの野菜栽培システムを導入、葉物野菜を生産している。今回の果菜類の栽培システムは2020年夏の稼働を目指している。
VWグループの19年世界販売1,097万台と過去最高 全地域でシェア拡大
フォルクスワーゲン(VW)グループの2019年世界販売台数は、自動車市場全体が縮小した中、前年比1.3%増の1,097万4,600台と過去最高を記録した。特筆されるのがすべての地域で市場シェアを拡大、向上させた点。世界的に環境規制が厳しくなる中、注目される電気自動車(EV)の販売は前年比80%増の14万台以上を販売した。
追悼!阪神・淡路大震災から25年、震災の記憶と教訓を次世代へ
後の「震災関連死」を含め6,434人の犠牲者を出した阪神・淡路大震災から1月17日で25年。神戸市中央区の公園「東遊園地」では「刻(きざ)む」をテーマに、様々な数多くのボランティアにより、およそ5,000本の竹の灯籠に明かりが灯る中、地震が発生した午前5時46分に遺族や被災した人たちが黙とうして犠牲者を悼んだ。 神戸市によると東遊園地の追悼の集いに訪れた人は午前7時の時点でおよそ7,500人に上り、節目の25年の思いがあるからか、昨年より2,000人多かった。このほか、17日は各地で防災訓練や災害について学ぶ教室なども開かれ、震災の記憶と教訓を次の世代につないでいく1日となった。
東京ガス「豊洲水素ステーション」開所 日本初の燃料電池バス大規模受入へ
東京ガス(本社:東京都港区)は1月16日、日本水素ステーションネットワーク(JHyM)と共同で建設した「東京ガス豊洲水素ステーション」(所在地:東京都江東区)の開所式を行ったと発表した。同ステーションは、日本初の燃料電池バスの大規模受け入れが可能なオンサイト方式の水素ステーション。また「カーボンニュートラル都市ガス」を原料として水素を製造する日本で初めての水素ステーションだ。東京ガスが運営する水素ステーションとしては練馬、浦和、千住に続いて4カ所目。東京都では2020年に燃料電池バス100台以上の普及を目指しており、これに対応したインフラ=水素ステーションが必要とされている。
日立 中国・広州市の研究開発・製造拠点内にエレベーター試験塔
日立製作所は1月16日、中国における昇降機製造・販売・サービス会社、日立電梯(中国)有限会社が、中国広東省広州市の研究開発・製造拠点内に、世界トップクラスの高さのエレベーター試験塔「H1TOWER(エイチワンタワー)」を完成させたと発表した。 H1TOWERは昇降機製品の研究開発、最先端技術の実証を行う昇降機事業のグローバル基盤となる施設で、地上高273.8m、並びに15mの地下部分を含めた建物全体の高さ288.8mはともにエレベーター試験塔として世界トップクラスの高さ。塔内には長さ250m超の昇降路をはじめとする15本、総延長2.2km超の試験用昇降路を備えており、様々な技術・製品の開発・試験を行うことが可能。
トヨタ「空飛ぶ車」で米ベンチャーと提携、430億円出資
トヨタ自動車は1月16日、新たな空のモビリティ事業、「空飛ぶ車」の早期実現に向け、電動垂直離着機(eVTOL)の開発を手掛ける米ベンチャー企業、ジョビー・アビエーション(所在地:カリフォルニア州)と提携すると発表した。生産技術や電動化のノウハウを供与し、機体の早期量産を目指す。これに伴い、トヨタはジョビー社に3億9,400万ドル(約430億円)を出資し、同社に友山茂樹副社長を取締役として派遣する。
フォーイット マレーシア現地法人設立
成果報酬型のアフィリエイト・プラットフォームの運営を主幹事業とするフォーイット(本社:東京都渋谷区)は1月14日、マレーシア現地法人の設立手続きが1月8日に完了したと発表した。同法人「FORTIT DIGITAL SDN.BHD.」(所在地:マレーシア・セランゴール州)の資本金は20万米ドルで全額フォーイットが出資した。
中国・武漢市の新型ウイルスによる肺炎 日本国内で初確認
厚生労働省などによると、中国湖北省武漢市で相次いでいる新型コロナウイルスによる肺炎が、日本国内でも初めて確認された。今回確認されたのは武漢市に渡航していた神奈川県在住の中国籍の男性。1月3日に武漢で発熱し、6日に日本に帰国した後、医療機関を受診し、肺炎の症状で入院した。国立感染症研究所が検査した結果、武漢市で相次いでいる新型コロナウイルスへの感染が確認されたという。武漢市ではこれまでに41人の患者から新型コロナウイルスが検出され、このうち61歳の男性1人が死亡している。