良品計画(本社:東京都豊島区)は7月10日、米国で「無印良品」を展開する100%出資の子会社MUJI U.S.A.Limited(所在地:米国・ニューヨーク市)について、日本の民事再生法に相当する米連邦破産法11条の適用を、裁判所に同日付で申請したと発表した。負債総額は2020年3月31日現在6,400万米ドル。
新型コロナウイルスが猛威を振るう米国で、同子会社は3月17日以降、米国で展開する18店舗全店で営業停止を余儀なくされていた。
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関電 EVリース・カーシェアリング活用の法人向けモビリティサービス
関西電力(本社:大阪市北区)は7月10日、法人顧客を対象にEV(電気自動車)リースおよびカーシェアリングシステム等を活用したモビリティサービスを同日より開始すると発表した。EVリースサービスはEV、EV用充放電器およびEV充放電管理システムを一元的にリースで提供するもの。
複数台のEVを制御して事業所等のエネルギーマネジメントやBCP(事業継続計画)対策として利用することができる。さらに法人の従業員の通勤やプライベートにも利用できる「カーシェアリングシステム」も提供する。
公益社 スマホ使用の「葬儀へのリモート参列サービス」本格導入
公益社(東京本社:東京都港区、大阪本社:大阪市北区)は7月10日、スマートフォンやタブレット使用による「葬儀へのリモート参列サービス」を本格導入すると発表した。新型コロナウイルス感染症の影響や、遠方に居住するため葬儀に参列できない人が、遠方から亡くなった方を弔う気持ちを表現できるサービスとして導入する。同社は年間1万件を上回る葬儀実績を誇る葬儀業界の大手。
ANAグループ 2021年度入社の採用中止を発表 コロナで見通し難
ANAホールディングスは7月10日、グループ各社での2021年度入社の採用を中止すると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大で、当初進めていたグループ全体で3,200人程度の採用活動を5月に一時中断。コロナの流行が長期化し、世界各国における入国制限に伴う航空需要の深刻な落ち込みにより、事業計画が見通せないと判断し、中止を決めた。
志望者には電子メールなどで中止を通知した。すでに出した専門学校生など約600人分の内定は取り消さない。ANAはすでにグループの9割以上に当たる約4万3,500人を対象に一時帰休などを実施している。
JALとマレーシア航空 7/25より日本‐マレーシア路線で共同事業開始
日本航空(本社:東京都品川区、以下、JAL)とマレーシア航空(本社:マレーシア・クアラルンプール)は7月10日、7月25日より共同事業を開始すると発表した。
両社は2019年より、日本-マレーシア路線における共同事業実施に向け準備を進め、同年12月に独占禁止法適用除外申請の認可を取得している。
アイヌ文化発信拠点「ウポポイ」7/12北海道白老町にオープン
アイヌ文化発信拠点となる国立施設「ウポポイ」が7月12日、北海道白老町にオープンする。同施設には「国立アイヌ民族博物館」をはじめ、アイヌの古式舞踊を披露するホールなどが整備され、失われつつある文化を復興・発展させる拠点としての役割が期待されている。
国立アイヌ民族博物館の入館には別途、オンラインでの予約が必要。ウポポイは年間100万人の来場を目標に掲げている。
サンケン電気 韓国の子会社KSKを解散 長期の業績不振で
サンケン電気(本社:埼玉県新座市)は7月9日、100%出資の子会社、韓国サンケン(以下、KSK)を解散すると発表した。KSKはLED灯具の製造を手掛けていたが、今年4月末をもって同製品の生産を終了。長期にわたって業績の不振が続いており、財務内容も非常に悪化していることから、今回同社の解散を決めた。これに伴い2021年3月期連結決算において、特別退職金および閉鎖関連諸費用等約10億円を特別損失として計上する予定。
JAL 羽田-デリー線の運休を9月末まで2カ月間延長
日本航空は7月9日、経済活動の再開に伴い新型コロナウイルス感染症の新規感染者が増大しつつあるインド・デリーと羽田を結ぶ路線を9月30日まで延長すると発表した。これまで発表していた7月末までの運休期間を2カ月間延長する。
インドではデリー首都圏はじめ、マハラシュトラ州のムンバイやタミルナドゥ州チェンナイなどで新型コロナの新規感染者がいぜんとして増え続けている。
塩野義 20社以上のバイオ製薬企業と「AMRAction Fund」設立
塩野義製薬(本社:大阪市中央区)は7月10日、20社以上の大手バイオ製薬企業とともに同日、「AMRAction Fund」を設立したと発表した。
薬剤耐性(AMR:Antimicrobial Resistance)はグローバルな脅威で、耐性菌による感染症の急増により、新規抗菌薬の創製が急務といわれている。同ファンドは2030年までに新規の抗菌薬を2~4剤製品化し、患者に届けることを目指す画期的な取り組み。
第一稀元素 ベトナム子会社の新工場23年7月生産開始へ延期
第一稀元素化学工業(本社:大阪市中央区)は7月9日、ベトナム子会社Vietnam Rare Elements Chemical Joint Stock Company(所在地:ベトナム・バリアブンタオ省、以下、VREC)の生産能力増強と事業拡大を目的として、2022年5月の生産開始予定で新工場の建設工事を進めていたが、2023年7月に延期すると発表した。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響による渡航制限で、従業員を現地に派遣することが難しいことに加え、この影響により必要な機器手配等に遅延が発生しているため。
同子会社はジルコンサンドの安定調達と高品質ジルコニウム中間体の製造、オキシ塩化ジルコニウムの生産・販売を手掛けている。