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出光興産 中国・恵州市の潤滑油製造工場稼働 計29万KL/年体制に

出光興産(本社:東京都千代田区)は7月29日、中国で2カ所目の直営潤滑油製造工場「恵州出光潤滑油有限公司 恵州工場」(所在地:広東省恵州市、以下、恵州工場)を稼働、生産を開始したと発表した。恵州工場は、中国における高性能潤滑油の需要増に対応した供給能力増強を目的に建設し、生産能力は12万KL/年。
恵州工場の生産開始により、同社グループの中国における潤滑油の供給能力は、華北の天津工場(12万KL/年)、華東の常州工場(5万KL/年)と合わせ29万/年となる。今後も自動車用(エンジン、変速機ほか)および工業用潤滑油のグローバルサプライヤーとして事業の強化・拡大を目指す。

ソフトバンクG 唾液PCR検査の子会社設立 低価格・高頻度で提供

ソフトバンクグループは7月29日、新型コロナウイルス検査のための検体を安全に採取できる唾液PCR検査を低価格・高頻度で提供することを目指す子会社「新型コロナウイルス検査センター」を設立したと発表した。
同センターは、国立国際医療研究センターと新型コロナウイルス感染症対策として、PCR検査の高頻度実施によるクラスターの抑制、早期発見および拡大防止に関する効果検証を行うことを目的とする共同研究を進めるべく協議している。
まずはソフトバンクグループ従業員約4万4,000人を対象に唾液を用いたPCR検査を試験的に開始する。また、検査を希望する自治体や法人などに、実費負担だけで唾液PCR検査を提供できる環境整備を進めていく予定。

エノテカ ノボテルホテルと協業しタイ・バンコクにショップ初出店

日本トップクラスのワイン専門商社、エノテカ(本社:東京都港区)は7月29日、ノボテルホテルと協業し、タイ・バンコクの「ホテル ノボテル バンコク スクンビット 20」のロビーに、「ワインショップ・エノテカ ノボテル バンコク スクンビット 20店」を出店、8月1日にグランドオープンすると発表した。
エノテカは2020年3月、タイで100%出資の現地法人「ENOTECA(THAILAND)CO.,LTD.」を設立し、卸売事業を中心にワイン事業を展開しているが、今回の同店はタイでコーナーショップとして初の出店となる。タイのワインラヴァーの多様なニーズに応え、ワインのある豊かなライフスタイルを提案する。

愛知製鋼 中国の浙江愛智を連結子会社化 磁石事業の基盤強化

愛知製鋼(本社:愛知県東海市)は7月28日、中国における磁石事業の強化を目的に出資している浙江愛智機電有限公司(本社:浙江省平湖経済開発区、以下、浙江愛智)の生産拡大に伴う2回目の投資を引き受け、浙江愛知智を連結子会社化すると発表した。今回の追加投資引き受けにより、浙江愛智の資本金は4,150万元、愛知製鋼の出資額は2,350万元、出資比率は56.6%となる。
浙江愛智の主要製品は自動車シートやサンルーフ、電動工具、電動ベッドなどの各種モーター。今後は浙江愛智および同社の完全子会社、愛知磁石科技(平湖)有限公司との連携強化により、EVモーター市場参入も視野に入れ生産体制強化と市場開拓を図っていく。

台湾の李登輝元総統が死去 親日家で台湾の民主化に尽力

1986年、台湾出身者として初めて総統に就任、1966年に直接投票による初の総統選挙を実現させるなど台湾の民主化に尽力した李登輝元総統が7月30日、台湾市内で多臓器不全などのため亡くなった。97歳だった。
蔡英文総統は哀悼の意を示すとともに、台湾の民主化を進めた李元総統の功績を称えた。日本の統治下にあった台湾で生まれた李氏は日本語が流暢で、2000年に総統退任後、文化交流などで日本をたびたび訪れるなど親日家として知られている。

「ワタベウェディング バリ店」21年秋移転オープン 多機能店舗に

ワタベウェディング(本社:京都市下京区)は7月28日、インドネシア・バリ島のバリ店を従来のオフィスに加え、フォトスタジオ、ショールーム、ビューティサロン、ウォーターステージ、コートヤード、ガーデンなどを備えた多機能店舗として、2021年秋に移転オープンすると発表した。約2,200㎡の広大な敷地に延床面積が現店舗の約2倍の規模となる建物が建設される。リゾート挙式会場など様々なニーズに対応できる設備を完備する予定。

大坂冬の陣図屏風 色鮮やかにデジタル復元 大阪城天守閣で展示

豊臣秀吉亡き後、豊臣秀頼を総大将とする豊臣家と、徳川政権を盤石なものとすることを願う徳川家康を総大将とする徳川家との最終決戦、大坂の陣(1614~1615年)。このうち冬の陣(1614年)を描いた屏風(びょうぶ)が、東京国立博物館に残されている模写本を使って、大手印刷会社の凸版印刷のデジタル技術で色鮮やかに想定復元され、大阪城天守閣(所在地:大阪市中央区)で展示されている。
展示されているのは縦1.7m、横3mの「大坂冬の陣図屏風」で、金箔や金銀泥(きんぎんでい)がふんだんに使われ、江戸時代初期、400年余前の戦乱の様子が色鮮やかに描かれている。この原本は行方不明となっている。
展示室には、大坂城が焼失、豊臣家が滅亡した夏の陣(1615年)を描いた重要文化財の屏風などが展示されている。この展示は10月7日まで。

丸紅 インドネシアのタイヤ小売チェーンTOI社の経営権取得

丸紅(本社:東京都中央区)は7月28日、インドネシアでタイヤ小売事業を展開するPT.Trans Oto Internasional(以下、TOI社)の経営権を、丸紅子会社でタイ・バンコクを中心に展開するタイヤ小売チェーン大手のB-Quik Co.,Ltd.(以下、BQ社)を通じて、2020年4月に取得し、同社の商号をPT.BQuik Otomotif Indonesia(ビークイック オートモーティブ インドネシア、所在地:インドネシア・ジャカルタ、以下、BQI社)へ変更したと発表した。
今回の経営権取得を経て、BQ社がタイで構築した小売事業のノウハウを活かし、インドネシアにおけるタイヤ小売事業のさらなる拡大を目指す。

ガートナー 20年世界5Gネット・インフラ支出は倍増の81億ドル

世界有数のリサーチ&アドバイザリー企業、ガートナー(本部:米国コネチカット州スタンフォード)は7月28日、世界の5Gネットワーク・インフラストラクチャの支出が、2020年は前年のほぼ2倍の81億ドルに達するとの見通しを発表した。
2020年の世界の無線インフラストラクチャ支出総額は前年比4.4%減の381億ドルに達すると予測される。5Gネットワーク・インフラストラクチャの支出は、2019年には通信サービス・プロバイダーによる無線インフラストラクチャ支出全体の10.4%を占めていた。2020年にはこの数字が21.3%に達する見通し。