「未分類」カテゴリーアーカイブ

サカタインクス SIAA認証の機能性ウイルスコート剤開発 表面に塗工

サカタインクス(大阪本社:大阪市西区、東京本社:東京都文京区)は8月26日、紙のパッケージやカタログなどの表面に塗工することで、優れた抗ウイルス効果を持たせることができるコーティング剤を開発し、一般社団法人 抗菌製品技術協議会(SIAA)の認証を取得したと発表した。
この抗菌コート剤「RabコートVVVシリーズ」は、熱乾燥型やUV硬化型など幅広いラインアップをそろえている。フレキソ、グラビア、オフセットなどの印刷方式で塗工することにより、抗ウイルスの機能を付与する。

インフォコム 医用画像システム販売でインドネシア企業と代理店契約

インフォコム(本社:東京都渋谷区)は8月26日、国内向けに展開している医用画像管理システム(PACS)の東南アジアでの展開に向け、インドネシアで病院情報システム開発・販売を行う「Terakorp(テラコープ)」(本社:インドネシア・バンドン)との間で、8月24日に代理店契約を締結し、同国の医療機関向けに販売を開始したと発表した。
インフォコムが提供する医療機関向け情報システムのうち、CTなどの医療機器で撮影した医用画像を管理する医用画像管理システム「iRad-IA(アイラド・アイエー)」について、Terakorp社の顧客の医療施設を中心にインドネシアで展開していく。また同社と協力し、現地の医療機関のニーズに応じた機能の充実などの開発も検討していく。

スカイドライブ「空飛ぶクルマ」の有人飛行試験を初公開

「空飛ぶクルマ」を開発中のスカイドライブ(Sky Drive、本社:東京都新宿区)は8月25日、開発拠点としている愛知県豊田市にある、屋内飛行試験場を備える、1万㎡の日本最大級の実証フィールドで、開発モデルの有人飛行試験を初めて公開した。
機体は1人乗り。搭乗したパイロットの操縦で地上約2mの高さまで浮上。飛行時間は約4分。コンピュータ制御により、飛行を安定させている。同社は2023年の発売を目指し、開発を一段と加速する。
同社が開発を進めているのはおよそ高さ2m、幅4m、長さ4mの世界最小の空飛ぶクルマモデル。駆動方式は電動モータでロータを駆動する方式。
スカイドライブは、トヨタ自動車の出身者などが創業したベンチャー企業。

安倍首相 突然の辞意表明 7年8カ月の長期政権にピリオド

安倍晋三首相は8月28日、持病の潰瘍性大腸炎が再発し、「国民の負託に自信を持って応えられる状態ではなくなった」と辞任する意向を表明した。これにより、第2次安倍政権発足から7年8カ月にわたった長期政権にピリオドが打たれることになった。
なお、安倍首相は新型コロナウイルスの新規感染者が相次ぐ中、対策に万全を期す必要があるとして、次の総理大臣が任命されるまでの間、職務を続けるとしている。

第6回日本・ベトナム環境政策対話 環境協力覚書延長で合意

日本の環境省とベトナム天然資源環境省は8月25日、オンライン方式で第6回日本・ベトナム環境政策対話を行った。この中で、気候変動への対応とその被害軽減、廃棄物管理、各都市の環境、水資源汚染、空気汚染、化学物質に関わる環境保護などの問題について協議、意見が交わされた。日本側は気候変動への対応、海洋ごみの管理などの分野でベトナムを支援することを表明した。
こうしたやり取りを受けて、両国の環境省は環境分野での協力強化や、持続可能な開発目標の達成などを目指す既存の覚書の期限延長に合意した。

日本 11/8のミャンマー総選挙へ選挙監視団の派遣決定

日本政府は、11月8日に実施される予定のミャンマー総選挙に際し、日本財団の笹川陽平会長を団長とする選挙監視団を派遣することを決めた。この決定は茂木敏充外相が8月24日、ミャンマーを訪問した際、アウン・サン・スー・チー国家最高顧問兼外相に伝えている。
また、日本は二重投票紡糸のための特殊インクの供給等を通じて、選挙の自由かつ公正な実施を支援していく。

トヨタホーム 電動車から直接住宅内へ 非常時給電システム開発

トヨタホーム(本社:名古屋市東区)は8月27日、停電時に住宅へ電力を供給する外部電源として電気自動車(EV)、ハイブリッド車(HV)、プラグイン・ハイブリッド車(PHV)、燃料電池車(FCV)などの電動車に搭載されるAC100V・1500Wアクセサリーコンセントから直接、住宅内特定回路へ電力供給できる業界初の非常時給電システム「クルマde給電」を開発、9月1日に発売すると発表した。
これにより、災害で停電した際も、冷蔵庫や照明、スマホ充電など生活に最低限必要な家電類へ電力供給できるようになり、在宅避難がしやすくなる。

2019年の国内オーダーメイド医療関連市場は8,789億6,000万円

矢野経済研究所の推計によると、2019年の日本国内のオーダーメイド医療関連市場は8,789億6,000万円に上ったとみられる。
近年、患者それぞれの遺伝的な違いなどを考慮に入れ、個人に最適な治療計画を実施するオーダーメイド医療が注目されている。同市場は分子標的率の広がりを背景に伸長傾向で推移しており、医薬品や診断薬の開発も活発化している。さらに次世代DNAシーケンサ用いたクリニカルシーケンサが本格化している。

早大 印の天文衛星用い90億光年彼方の銀河から強い紫外線の検出に成功

早稲田大学理工学術院の井上昭雄教授らの研究グループは8月26日、インドの天文衛星を用い、90億光年彼方の銀河から強い紫外線の検出に成功したと発表した。
銀河間に漂う水素を電離できる強い紫外線について、これまで多くの天文学者が発見を試みてきたが、40億光年から110億光年の間にある銀河からは発見されていなかった。
今回の研究成果は8月24日午後4時(英国時間)に『Nature Astronomy』の電子版で公開された。