「未分類」カテゴリーアーカイブ

ドローンファンド 目標調達額100億円の「3号ファンド」設立

「ドローン・エアモビリティ前提社会」の実現を目指すベンチャーキャピタル、ドローンファンド(本社:東京都渋谷区)は10月14日、2020年5月に目標調達額を100億円とする「ドローンファンド3号投資事業有限責任組合」(以下、3号ファンド)を設立、9月にファーストクローズを迎えたと発表した。これまでにSMBC日興証券、NTTドコモ、ソフトバンク、小橋工業、国際航業、リバネスなどが投資家として参画した。
ドローンファンドは、2021年3月(予定)のファイナルクローズに向けて、今後資金調達を続けていくとともに、3号ファンドからの新規投資活動を順次開始する。

花王などインドネシアのパーム農家を支援 30年まで5,000件

花王と油脂製品製造・販売会社のアピカルグループ、農園(プランテーション)会社のアジアンアグリの3社は10月14日、インドネシアの小規模農園を支援するプログラムを実施すると発表した。
持続可能なサプライチェーン(調達・供給網)の構築を目指し、2030年までに約5,000件の生産性向上などを後押しする。実施期間は2020年~2030年の11年間、実施場所はインドネシアの北スマトラ州・リアウ州・ジャンピ州。対象は小規模農園5,000件(農地面積:約1万8,000ha)。
パーム油は加工食品、食用品、バイオディーゼル燃料、洗剤原料などに広く使われ、世界で最も消費されている植物油。

東急建設 シンガポールのIES社の全株式を取得し完全子会社化

東急建設(本社:東京都渋谷区)は10月15日、シンガポールのBIM(Building Information Modeling,Management)設備設計会社、Indchine Engineering Limited(インドシン・エンジニアリング、以下、IES社)の全株式を2020年10月1日付で取得し、完全子会社化したと発表した。
今回の株式取得を契機に、東急建設グループはBIMを活用した、より高度な建築サービスを提供していく。多様化する顧客ニーズに柔軟に対応し、国内および同社グループが展開している東南アジア諸国での受注拡大を目指す。

「GoTo商店街」に大阪府が独自に50万円上乗せ支援

大阪府の吉村知事は10月14日、国が推進する「GoToキャンペーン」の一環として進める予定の「GoTo商店街」の取り組みに、1つの商店街当たり最大300万円を支援する制度について、府独自に50万円を上乗せ支援することを明らかにした。
GoTo商店街への採択は10月中旬以降に発表され、早ければ11月からキャンペーンが始まる見通し。大阪府では107の商店街が、感染症対策を取りながら、地域の特色を生かした取り組みを続けていて、府はこれらの商店街すべてが国から採択されるように、中小企業診断士などをサポーターとして派遣して、イベントの企画についても支援するとしている。

仏、伊、独で新型コロナ急拡大 1日の感染者軒並み最多を記録

欧州で新型コロナウイルスの感染者が再び急拡大、フランス、イタリア、ドイツで1日あたりの新たな感染者が軒並みこれまでで最多となり、各国で警戒感が強まっている。
フランスでは最近1日当たりの新規感染者が2万人前後と今年の春を大きく上回っていたが、10月15日初めて3万人を超えて、これまでで最も多くなった。これを受けフランス政府は17日からパリなどで午後9時から翌午前6時までの夜間外出を禁止すると発表している。
イタリアでも10月15日、1日当たりの感染者が8,800人を超え、これまでで最も多くなった。ドイツの政府研究機関は10月15日、新たな感染確認者が6,600人を超え、今年3月下旬のピーク時を上回ったと発表している。いずれも経済回復を念頭に、一律の制限に踏み切ることは避ける方向だが、新たなコロナ感染者の抑え込みと経済回復とのバランスを取る、難しい”舵取り”を迫られている。

世界初 iPS視細胞の移植手術実施 神戸アイセンター病院

神戸市立神戸アイセンター病院(所在地:神戸市中央区)が、「網膜色素変性症」の患者にiPS細胞からつくった視細胞シートを網膜に移植する、世界で初めての手術を行ったことが分かった。iPS細胞を使った目の病気の治療は3例目となる。
網膜色素変性症は、光を感じる網膜の視細胞が遺伝子変異で徐々に減り、モノが見えにくくなったり、視野が狭くなる病気。失明する場合もある。日本国内の同病の患者は3万~4万人に上る。

富士フィルム コロナの治療薬アビガンの製造販売の承認申請

富士フィルム富山化学(本社:東京都中央区)は10月16日、厚生労働省に新型コロナウイルス感染症の治療薬として「アビガン」の製造販売承認を申請したと発表した。厚労省は有効性や安全性を審査したうえで、11月にも承認する可能性がある。承認されれば「レムでシビル」「デキサメタゾン」に続き、新型コロナウイルス治療薬として国内3例目で、国内の製薬会社が開発した薬としては初めてとなる。

燃料電池トラックの実証実験 トヨタ・ヤマトなど6社 22年ごろ

トヨタ自動車、日野自動車、ヤマト運輸、西濃運輸、アサヒグループ、NEXTロジスティクス(NJL)の6社は10月13日、燃料電池で動く大型トラックの実証実験を2022年ごろ開始すると発表した。水素で走り、CO2を排出しないのが特徴。
物流業務におけるCO2排出削減に向け、実際に物流現場で各社が実証走行を行い、使い勝手を確かめ、水素燃料活用の可能性を検証する。

トヨタなど9社が水素エネルギー活用へ新団体 12月初旬設立へ

トヨタ自動車、三井住友ファイナンス、岩谷産業、ENEOS、川崎重工業、東芝などなど9社は10月14日、水素エネルギーの利用拡大を目指す団体「水素バリューチェーン推進協議会」を設立すると発表した。12月初旬に立ち上げを目指す。水素の供給網や需要開拓に向けた調査、業者への資金供給の仕組みづくりなどに取り組む。