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ANA 成田ー杭州線1/14から再開 成田・羽田発バンコク行き運航

全日本空輸(ANA)は12月23日、2021年1月1日から2月28日までの国際路線の運航計画の見直しを発表した。成田-中国・杭州線を1月14日から再開するほか、現在現地発のみ運航しているバンコク2路線を、2月から成田・羽田発バンコク行きを運航する。
成田-杭州線は木曜日のみ週1往復で再開する。機材はボーイング767-300ER型機、262席(ビジネス35席、エコノミー167席)。これによりANAの中国本土路線は運航中の上海(浦東)、広州、青島、深圳と合わせ5路線に増える。
バンコク行きは成田発が週7便、羽田発が水曜日を除く週6便運航する。バンコク発は成田行き、羽田行きいずれも週7便を継続する。

吉野家HD ベトナム・ホーチミン市1区に12/23 1号店開店

吉野家ホールディングス(本社:東京都中央区)は12月21日、100%子会社のアジアヨシノヤインターナショナル(所在地:マレーシア・セランゴール州)が12月23日、海外吉野家の25番目のエリアとしてベトナム・ホーチミン市1区に同国1号店を出店すると発表した。これはフランチャイズ契約を締結したベトナム企業V Lotus Holdings Join stock Companyが運営するもの。
店名は「Yoshinoya Ly Tu Trong(リー トゥ チョン)店」。店舗面積は162㎡(客席数62席)。営業時間は10時~22時。主なメニュー・価格は、牛丼並盛7万5,000ベトナムドン、炙り牛焼肉Pot7万9,000ドン、すき焼き鍋12万9,000ドン。
同店の出店を皮切りに、3年以内に5店舗を出店する計画。吉野家ホールディングスグループは2020年11月末現在、国内外に合計2,152店舗(うち日本1,206店舗)を出店している。

「喝采」「北酒場」など作詞・作曲の中村泰士さん 肝臓がんで死去

昭和を代表する楽曲を多く手がけ、昭和47年に発表された、ちあきなおみさんの「喝采」、昭和57年の細川たかしさんの「北酒場」など多くの歌謡曲を世に送り出した作詞・作曲家の中村泰士さんが12月20日、大阪市内の病院で肝臓がんのため亡くなったことが分かった。81歳だった。葬儀は親族のみで執り行ったという。
中村さんは奈良県出身で、美川鯛二という名前で歌手として活動した後、昭和43年に発表された佐川満男さんの「今は幸せかい」で作曲家デビュー。第ヒット曲、喝采、北酒場は日本レコード大賞を受賞した。

東急 ベトナムで23年春に大型SC開発 核テナントにイオン誘致

東急(本社:東京都渋谷区)の子会社べカメックス東急(所在地:ベトナム・ビンズン省)は12月23日、ベトナム・ビンズン省の省都ビンズン新都市で初の大型ショッピングセンター「(仮称)SORA gerdenns SC(第1期)」を2023年春に開業すると発表した。
これはビンズン新都市の玄関口となる、総敷地面積12万㎡を超える複合型ショッピングセンター計画の第1期開発。施設の核テナントにイオンを誘致。これまでにベトナム全国で6店舗を展開するイオンベトナムが、ニューコンセプトのGMS(総合スーパー)「イオン」として出店する。
ビンズン省はホーチミン市の北部に隣接する人口約260万人の都市。

英・EU 通商協定で合意 関税ゼロ維持へ 日系企業も一様に好感

英国のジョンソン首相と欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長は12月24日、新たな自由貿易協定(FTA)など将来関係を巡る交渉で合意したと表明した。これにより、英・EU間の関税がゼロでの貿易が維持される可能性が極めて高くなった。
2016年の英国のEU離脱を問う国民投票から約4年半を経て、英国とEUは通商協定に基づく新たな関係に入ることになった。
今月末の交渉期限切れを目前に控え、一時は物別れに終わる懸念も指摘されていた。その場合、英国に進出している数多くの日系企業も関税面で大きな影響を受けることになっただけに、今回の合意に安堵し、一様に好感している。

武田薬品 中国企業に高血圧治療薬など5品目330億円で売却

武田薬品工業(本社:大阪市中央区)は12月21日、中国で販売している高血圧治療薬「エブランチル」を含む循環器疾患など医薬印5品目を、同国の製薬会社ハステンバイオファーマシューティックに売却すると発表した。売却額は3億2,200万ドル(約330億円)で、2021年6月末までに完了する。販売に関わる人員も移籍するが、製造は武田が引き続き担う。

川崎重工 低炭素・カーボンフリー電力「グリーンエナジー」設立

川崎重工業は12月23日、低炭素・カーボンフリーな電力を取り扱う「カワサキグリーンエナジー」を設立し、2021年4月1日より営業を開始すると発表した。
グループ企業の川重商事の電力小売事業を分離し、川崎重工と川重商事が共同で新会社を設立する。新会社は、川崎重工が全国各地の自治体に納入した廃棄物処理プラントで発電されたカーボンフリーの電力を中心に取り扱うことで、顧客の環境施策に貢献する。
新会社の本店所在地は神戸市中央区の川崎重工・神戸工場内。資本金は4,250万円(予定)で、出資比率は川崎重工50.1%、川重商事49.9%。

大阪を「国際金融都市」に 21年3月までに推進組織設置へ初会合

大阪府庁で12月23日、大阪を海外の金融機関や専門人材が集まる「国際金融都市」にするための準備組織の初会合が開かれ、2021年3月までに有識者も加え新たな組織を設置し、環境整備などを進めていく方針を確認した。会合には大阪府の吉村知事、大阪市の松井市長、関西経済連合会の松本会長らが出席した。
この中で、①大胆な規制緩和による革新的な都市を実現すること②アジアのデリバティブ取引市場をけん引する一大拠点の創設-などを目指すことを確認した。

キューピー 中国G会社の広州丘比食品が1月から操業開始

キューピー(本社:東京都渋谷区)は12月23日、中国グループ会社の広州丘比食品有限公司が2021年1月から操業開始すると発表した。
広州丘比食品は、中国における4カ所目の生産拠点で、5つ目の現地法人として2018年2月に設立。主要な生産品目は家庭用および業務用のマヨネーズ・ドレッシングで、同社が製造する商品はグループの杭州丘比食品有限公司が販売する。