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20年の飲食店倒産780件で過去最多 負債額5,000万円未満約8割

帝国データバンクのまとめによると、2020年の日本国内飲食店事業者の負債額1,000万円以上の倒産は、780件発生し過去最多となった。
業種別でみると「酒場・ビヤホール」が189件(構成比24.2%)で最多。次いで「中華・東洋料理店」105件(同13.5%)、「西洋料理店」100件(同12.8%)、「日本料理店」79店(同10.1%)と続く。負債規模別にみると、「5,000万円未満」が620件(同79.5%)で最多。一方、負債額50億円以上の倒産は2013年以降8年連続で発生していない。

遠隔監視システム活用の自動運転大型バスの実証実験開始

西武バス(本社:埼玉県所沢市)と国立大学法人群馬大学(所在地:群馬県前橋市)は1月5日、群馬大学より発足したベンチャー企業、日本モビリティ(所在地:群馬県前橋市)の協力のもと、2021年2月より遠隔監視システムを活用した自動運転大型バスによる実証実験を実施すると発表した。
実験は、西武バス路線の西武池袋線・飯能駅南口と美杉台ニュータウン間(片道約2.5km)で、国内初の試みとして通常の営業運行している路線バスと同じ運行形態で自動運転バスも運行する。

千代田化工 パプアニューギニアの浮体式LNG貯蔵再ガス化発電受注

千代田化工建設(本社:横浜市西区)は1月5日、パプアニューギニアの国営石油会社、クムール・ペトロリアム・ホールディングスより、同国モロべ州の州都ラエ市近郊で計画されている浮体式LNG貯蔵再ガス化発電(FSRP)設備の基本設計業務を受注したと発表した。
このFSRPは、75MW(メガワット)規模の発電設備を搭載予定で、14万㎥のLNGを積載し貯蔵することができるため、小型貨物船に荷下ろしすることで地域の小規模発電所にLNGを供給することができる。また、パイプラインを通じて地元の重工業地域の発電所にガスを供給することも可能。

大手百貨店の初売り40~50%減 コロナ対策の福袋販売の縮小響く

大手百貨店の今年の初売りの売り上げは前年比40~50%減少した。これは新型コロナウイルスの感染防止対策として、”密”になることが予想されることから、福袋の販売を縮小したことや、セールの時期を分散させるため一部を前倒ししたため。
この結果、大丸と松坂屋を展開するJ.フロントリテイリングと高島屋がおよそ前年比50%減少したほか、三越伊勢丹ホールディングスの東京2店舗、そごう・西武がそれぞれおよそ40%減少した。

20年国内新車販売11.5%減 コロナ禍で外出自粛、減産響く

自動車業界のまとめによると、2020年の日本国内新車販売台数(軽自動車含む)は、前年比11.5%減の459万8,615台となった。この減少率は東日本大震災の影響を受けた2011年の15.1%以来の大きさ。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う長期にわたる外出自粛ムードによる需要減や、大手自動車メーカーの減産が響いた。

日本 ビジネス往来含め新規入国の全面停止へ コロナ急拡大で

日本政府は1月5日、新型コロナウイルス感染の水際対策強化のため、中国や韓国など11カ国・地域との間で合意しているビジネス関係者の往来を一時停止する方向で調整に入った。政府は新型コロナ感染急拡大を受け、特別措置法による限定的かつ集中的な緊急事態宣言の再発出を決めており、この実効性をより高める方策の一環。

大和ハウス 耐火被覆吹付ロボットを建設現場の実工事に初めて導入

大和ハウス工業(本社:大阪市北区)は1月5日、2018年4月に開発および実証実験を行っていた、鉄骨の柱や梁をロックウール・モルタルで耐火被覆吹付するロボットを建設現場(所在地:横浜市)の実工事に初めて導入したと発表した。同ロボットはアームと走行台車、昇降台車を組み合わせたもの。
鉄骨の柱や梁をロックウールやモルタルで耐火被覆吹付する、3人の職方を要する作業において、このロボットを使用することで作業全体に要する時間を実証実験時の約20%削減を上回る、約30%削減させることを可能にした。