三井不動産(本社:東京都中央区)、三井不動産レジデンシャル(本社:東京都中央区)は10月20日、台湾の国泰建設股份有限公司(所在地:台北市、以下、国泰建設)と共同で2プロジェクト合わせ1,208戸の分譲住宅開発事業契約を締結したと発表した。
開発する分譲事業は「(仮称)中和板南路プロジェクト」(所在地:新北市、944戸)および「(仮称)台南永華路プロジェクト」(所在地:台南市、264戸)。三井不動産および三井不動産レジデンシャルが共同出資する現地法人 台湾三井不動産股份有限公司(所在地:台北市)を通じ、これらの事業に参画する。事業パートナーの国泰建設は、台湾でデベロッパーとして初めて上場した1964年創業の歴史を持つ企業。
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二プロ タイ・バンコクに医療研修施設iMEP開設 スキル向上支援
二プロ(本社:大阪市北区)は10月20日、連結会社二プロセールスタイランドが10月5日、タイ・バンコクに医療研修施設iMEP(アイメップ、institute for MEdical Practice)(iMEP Thailand)を開設したと発表した。
iMEP Thailandでは、臨床現場を模した環境で、主に透析治療に関わるシミュレーション研修やスキル研修などの実践的かつ教育効果の高いアクティブ・ラーニングを取り入れたトレーニングを実施する。
アイリスオーヤマ タイ・バンコクにASEAN2拠点目の現地法人
アイリスオーヤマ(本社:宮城県仙台市)は10月20日、タイ・バンコクに、ベトナムに続くASEAN2拠点目となる現地法人「IRIS OHYAMA THAILAND CO.,LTD.」を設立し、11月1日より本格稼働を開始すると発表した。
東南アジアへの自社製品の販売と原材料・資材の調達機能を強化する。金型等の調達をタイ現地でも行うことにより、サプライチェーンの見直しと体制強化を図る。
村田製作所 140億円投じた中国江蘇省無錫市の第二工場開業
村田製作所(本社:京都府長岡京市)は10月19日、中国の生産子会社、無錫村田電子有限公司(所在地:江蘇省無錫市)が2018年11月より総額140億円(建物のみ)を投じ建設を進めていた新生産棟がこのほど完成し同日、関係者列席のもと第二工場の開業式典を執り行ったと発表した。同工場の完成により、積層セラミックコンデンサの需要増加に対応できる体制を構築する。
同新工場は、生産棟がRC造4階建、管理棟がRC造5階建、エネルギー棟がRC造3階建。延床面積は生産棟9万4,925㎡、管理棟1万5,708㎡、エネルギー棟1万6,975㎡。
9月の訪日外客数99.4%減の1万3,700人 12カ月連続マイナス
日本政府観光局(JNTO)の推計によると、2020年9月の訪日外客数は前年同月比99.4%減の1万3,700人となり、12カ月連続で前年同月を下回ったものの、6カ月ぶりに1万人を超えた。主な国・地域の内訳は中国3,000人、台湾800人、インド400人、香港90人など。
ただ、新型コロナウイルス感染症の拡大、第2波の襲来で多くの国で引き続き海外渡航制限等の措置が取られていることから、当面顕著な回復は見込めないとみられる。
タイ政府 首都の非常事態宣言解除 学生ら3日以内の首相辞任要求
タイ政府は10月22日、首都バンコクに発令していた非常事態宣言を解除した。プラユット首相は21日のテレビ演説で、デモが平和的に行われることを条件に解除する意向を表明していた。
学生らは21日夜、首相府に向けデモ行進し、プラユット氏の3日以内の辞任を要求。この点については、22日時点で政府は何の反応も示しておらず、デモ収束の見通しはいぜん不透明だ。
東芝 量子暗号通信システム事業を開始 実用化をけん引
東芝は10月19日、国内外での量子暗号通信システムのプラットフォームの提供およびシステムインテグレーション事業を順次開始すると発表した。
国内事業では、東芝デジタルソリューションズが国立研究開発法人 情報通信研究機構より実運用環境下における複数拠点間の量子暗号通信実証事業を受注した。2020年度第4四半期に量子暗号通信システムを納入し、2021年4月に実証事業を開始する予定。量子暗号通信システムインテグレーション事業としては、これが日本で初めての案件となる。
海外事業では、英国政府研究開発機関で量子暗号通信を実用化する。BT Group plc.との共同実証試験を9月16日から開始している。
ロシアGRUが東京五輪を標的としてサイバー攻撃 英政府が発表
英国政府は10月19日、ロシア軍参謀本部情報総局(GRU)が、今夏に開催される予定だった東京五輪・パラリンピックを標的としてサイバー攻撃を仕掛けていたと発表した。攻撃の詳細や被害の有無は不明。
東洋紡 抗ウイルス加工生地「ナノバリアー」を多用途展開へ
東洋紡STC(本社:大阪市北区)は10月19日、抗ウイルス加工生地「ナノバリアー(R)」で、高い洗濯耐久性を付与した、多用途向けの新製品を開発したと発表した。
ナノバリアーは、一般社団法人 繊維評価技術協議会(本部:東京都中央区)によりSEK抗ウイルス加工マークと、SEK制菌加工マーク(一般用途・特定用途)の認証を取得するなど、抗ウイルス性と抗菌性を両立したことが評価され、ビジネスシャツ用途などに採用されている。今後は白衣など医療施設用ユニフォームやワーキングウェア、スクールシャツなどの衣料用途、寝具の側地やカバー、マスクなどの生活資材用途にも展開する。22年度に30万m、2025年に100万mの売り上げを目指す。
イーレックス インドネシアでパームヤシ殻の集荷・販売で合弁
再生可能エネルギーを手掛けるイーレックス(本社:東京都中央区)は10月19日、燃料調達に関する統括拠点子会社イーレックス・シンガポール(所在地:シンガポール、以下、ES)が、PT Dharma SaTya Nusantara(本社:インドネシア・ジャカルタ、以下、DSN)の子会社PT Dharma Energi Investama(本社:インドネシア・ジャカルタ、以下、DEI)との間で、インドネシアに合弁会社「PT Dharma Sumeber Energi(DSE)」を設立すると発表した。
DSEの資本金は100万米ドルで、出資比率はDEI社67%、ES社33%。イーレックスグループが運営するバイオマス発電所の燃料としてPKS(パームヤシ殻)の集荷・販売を手掛ける。2021年発出荷の予定。