極楽湯ホールディングス(本社:東京都千代田区)は11月13日、中国子会社、極楽湯(武漢)沐浴有限公司(以下、武漢子会社)が運営する直営店「極楽湯 金銀譚温泉館」(所在地:中国湖北省武漢市)について、このほど経営権を譲渡し、フランチャイズ店へ移行することになったと発表した。武漢子会社を修曼(武漢)酒店管理有限公司へ経営権を譲渡したうえで、その出資持分を引き継ぎ先へすべて譲渡するのと合わせて、フランチャイズ加盟契約を締結することで合意した。
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トリドールHD シンガポールに豚肉使わないポークカレー新業態
トリドールホールディングス(本部:東京都渋谷区)は11月14日、傘下のグループ会社を通じて、シンガポールを拠点に展開する日本式カレー店「MONSTER CURRY(モンスターカレー)」店の新業態として、豚肉使わないポークフリーの「MONSTER PLANET(モンスタープラネット)」の1号店をシンガポールに出店した。
シンガポールはイスラム教徒が人口の約13%を占め、宗教上の理由により食材に制限があるため、ポークフリーのカレー業態をオープンした。今後、ハラル認証も取得する予定。
モンスターカレーはシンガポールで13店舗を展開。2018年11月にトリドールHDにグループ入りした。日本式でしっかり煮込んだルーの味わいと、大皿でシェアできるボリューム感、選べる5段階の辛さで人気を集めている。
フィリピン 7~9月GDPマイナス11.5%「最悪期は脱した」
フィリピン統計庁は11月10日、2020年第3四半期(7~9月期)の実質GDP成長率をマイナス11.5%と発表した。第2四半期の成長率はマイナス16.9%で、コロナ禍により経済の減速は続いているものの、減少幅は緩やかになっている。
フィリピン国家経済開発庁のカール・チュア長官代行は、第3四半期の成長率が減速となった要因について、同国のGDPの6割を占める個人消費の減退を招く遠因となった、マニラ近郊のセブで広域隔離措置が一時的に強化されたことを挙げた。同国では6月と7月にセブで、8月にマニラ近郊で広域隔離措置を一時的に強化し、コロナの感染拡大を防ぐために経済活動を制限した。ただ、7~9月は4~6月と比べ減少幅が縮小したと指摘、同代行はフィリピン経済について「最悪期は脱した」との見解を明らかにした。
インドネシア 7~9月期GDPマイナス3.49% 2期連続のマイナス
インドネシア中央統計庁はこのほど、2020年第3四半期(7~9月期)のGDP成長率を、前年同期比マイナス3.49%と発表した。GDPの約9割を占める家計消費や固定資本形成のマイナス成長が主な要因。第2四半期に続く2期連続のマイナス成長。ただ、7~9月期は4~6月期比では5.05%増とプラス成長となった。
習中国主席 ハイテク産業育成強化を指示 核心技術の砦を築け!
中国国営通信の新華社によると、習近平国家主席は11月12日、半導体や医薬、人工知能(AI)などの分野で、世界レベルの産業クラスターをつくり、「核心技術の砦を築く必要がある」とし、産業チェーン強化や科学技術の向上を指示した。ハイテクで覇権を争う米国を念頭に置いた発言。
コロナ関連倒産小規模合わせ718件に 10月105件で単月最多更新
東京商工リサーチのまとめによると、11月13日16時時点で、新型コロナウイルス関連による経営破たんは負債額1,000万円以上で累計683件(倒産620件、準備中63件)に上った。このほか、負債額1,000万円未満で累計35件が確認されており、これを合わせると718件となっている。負債額1,000万以上の経営破たんを月別にみると、6月の103件を皮切りに、7月80件、8月67件、9月100件、10月105件で単月の最多件数を更新した。11月は13日までで、37件が判明している。
スパコン「富岳」2期連続で世界一獲得 4部門で輝く
理化学研究所と富士通が開発したスーパーコンピューター「富岳」が11月17日に公表された計算速度を競う世界ランキングで世界1位を獲得した。富岳が世界一になるのは今年6月に続いて2期連続。今回1位に輝いたのは①演算速度、②シミュレーション計算、③AIの学習速度、④ビッグデータの処理性能-の4部門。
野口さん搭乗「クルードラゴン」宇宙ステーションに到着
日本人宇宙飛行士、野口聡一さん(55)ら4人が乗ったスペースX社の新型宇宙船「クルードラゴン」が日本時間11月17日午後1時すぎ、宇宙ステーション(ISS)にドッキングした。同午後3時すぎに野口さんら4人はISSに入り、滞在中の米国、ロシアの3飛行士と対面した。野口さんは約6カ月間ISSに滞在し科学実験などを行う。
北陸銀行 ベトナム・ホーチミン市に駐在員事務所を開設
ほくほくフィナンシャルグループの北陸銀行(本店:富山市)は11月12日、ベトナム・ホーチミン市に駐在員事務所を開設すると発表した。開設時期は2021年8月の予定。現地の政治経済、金融等の情報収集および取引先企業の海外進出、海外展開および各種業務のサポートを行う。
なお、限りある経営資源を中国・アジア地域に集中させるため、ロンドン駐在員事務所を廃止する。
国分G本社 マレーシアKL郊外の4温度帯物流センター稼働
国分グループ会社(本社:東京都中央区)はこのほど、グループ企業でマレーシアで物流事業を展開するKokubu Food Logistics Malaysia Sdn.Bhd.(本社:セランゴール州)が、クアラルンプール近郊シャー・アラムに低温物流センターを開設、稼働させたと発表した。
同センターは冷凍(-18℃~-25℃)、冷蔵(0℃~8℃)、エアコン(15℃~20℃)、常温の4温度帯対応の物流センターで、これによりマレーシア国内で低温加工食品のコールドチェーン物流機能を発揮していく。シャー・アラムには3つの主要高速道路があり、マレーシア半島全域への配送が可能となる。