日本貿易振興機構(ジェトロ)による各国貿易統計の集計によると、ASEAN主要6カ国(タイ、マレーシア、インドネシア、シンガポール、フィリピン、ベトナム)の2020年の輸出総額は前年比2.2%減の1兆3,493億1,700万ドル、輸入総額は9.0%減の1兆2,156億6,200万ドルで、貿易総額は5.6%減の2兆5,649億7,900万ドルとなった。
この結果、貿易収支は1,336億5,500万ドルの黒字となり、黒字額は前年の3倍以上に上った。貿易収支は6カ国とも改善しているが、このうちベトナムは唯一、貿易総額が拡大している。