日本 アフガニスタン「バーミアン世界遺産管理計画」に無償資金協力

日本政府は、アフガニスタンの「バーミアン世界遺産の持続可能な管理計画」に供与限度額4億2,300万円の一般文化無償資金協力する。アフガニスタンのカブール市で2月26日、日本の鈴鹿公次駐アフガニスタン特命全権大使と、ナイドー国連教育文化機関(ユネスコ)アフガニスタン事務所長との間で、この旨の書簡の署名・交換が行われた。
これにより、バーミアン遺跡の西大仏の壁龕(へきがん)修復や国立バーミアン世界遺産センター設立等を実施することで、バーミアン世界遺産の危機遺産リストからの脱却を図るとともに、アフガニスタンの持続可能な文化遺産保護、雇用創出や経済振興に貢献することが期待される。