日本貿易振興機構(ジェトロ)は11月27日、外国企業による日本への投資が2018年に30兆7,000億円となり初めて30兆円を突破し、5年連続で過去最高を更新したと発表した。地方自治体が外国企業を積極的に誘致していることや、米国・中国の対立が続く中、主要国の中で比較的安定した日本に関心が高まっていることなどをこの要因として挙げている。投資上位をみると、米国が最も多く6兆5,000億円余り、次いでオランダが4兆6,000億円余り、フランスが3兆7,000億円余りなどとなっている。日本政府は2020年までに35兆円にする目標を掲げている。