日本郵船 シンガポールで潮流発電の実証実験に参加
日本郵船(本社:東京都千代田区)および同社グループのMTI(本社:東京都千代田区)はMAKO Energy Pte.Ltd.、Sentosa Development Corporationが実施する「シンガポール・セントーサ島における潮流発電装置の実証実験」に共同研究パートナーとして参加することに同意した。シンガポール初の潮流発電技術の実用化に向けて、2019年春から実証実験を開始する予定。
これは海洋再生可能エネルギーの商用化に向けたシンガポール国内初の実証実験。シンガポール島とセントーサ島をつなぐ橋(セントーサ・ボードウォーク)の橋脚にMAKO Energy Pte.Ltd.の潮流発電タービンを設置し、今後2年間の実証実験を通して発電効率や蓄発電コストの試算、蓄電装置の検証等を進める。
MAKO Energy Pte.Ltd.は豪州の潮流発電タービンメーカーElemental Energy Technologies Ltdの子会社で、シンガポールを拠点に潮流発電を含む再生可能エネルギーに関連したソリューションを提供している。