資生堂 フィリピンで合弁 事業統合しマーケティング投資加速
資生堂はフィリピンにおける化粧品事業を強化するため合弁会社「Shiseido Philippines Corporation(資生堂フィリピン)」を設立し、事業統合しマーケティング投資を加速、業容拡大を目指す。新会社の資本金は5億8000万フィリピンペソで、2018年12月設立予定。
同社の100%子会社でアジアを統括する資生堂アジアパシフィックと、シンガポールに本社を置き、アジアで化粧品代理店などを展開するLUX ASIA社(LUX ASIA PTE.LTD.)との間で合弁契約を調印した。
新会社、資生堂フィリピンによるオペレーションは2019年7月から開始し、出資比率は資生堂アジアパシフィックが過半を占める。これにより今後は資生堂フィリピンですべてのブランドを取り扱い、プレステージ事業・フレグランス事業を統合。マーケティング投資を加速し売上拡大を目指す。