東芝三菱電機 ベトナムのメガソーラー向け機材・システム受注

東芝三菱電機 ベトナムのメガソーラー向け機材・システム受注

東芝三菱電機産業システム(本社:東京都中央区、以下、TMEIC)は、日揮(JGC)と同社のベトナム法人JGCベトナム社が、ベトナムTTCグループ傘下のザライ電力合弁会社より受注した、メガソーラーの機材およびシステムを納入する。
これにより、同社はベトナムザライ省クロンパ地区の大規模太陽光発電所向けにパワーコンディショナー(PCS)、昇圧用変圧器、高圧遮断機などを一つにパッケージングした5.1MW「SOLAR WARE STATION」と、電力会社からの運転条件要求に従って、太陽光発電所の出力を制御する「Power Plant Controler(PPC)」を納入する。今回採用されたSOLAR WARE STATIONは、太陽光発電所の心臓部にあたるPCSとその周辺機器を一括収納したワンストップソリューション。
ベトナムでは国を挙げて再生可能エネルギーの利用拡大を推進。2030年までに1万2000MWの太陽光発電の導入が計画されている。今回の太陽光発電所は2018年秋の運転開始が予定されている。出力容量は49MWで、これはベトナムの一般的な家庭の年間消費電力量換算で約4万7000世帯分に相当する。