関西電力 英国洋上風力発電事業に電力会社で初参画

関西電力 英国洋上風力発電事業に電力会社で初参画

関西電力(本社:大阪市北区)は、日本の電力会社として初めて海外の洋上風力発電事業に出資すると発表した。出資するのはJパワーと関西電力。出資額は非公表だが、両社で1000億円程度とみられる。
英国における洋上風力発電所建設および運営のため、ドイツの電力大手イノジーSEの子会社が100%出資するトライトンノール社の株式をJパワーが25%、関西電力が16%取得する。
トライトンノール社は今後、英国東海岸の北海洋上に大型洋上風力発電機を90機(総発電容量約86万KW)設置し、2021年に運転開始する予定。これにより海外事業における関西電力の持分容量は合計271.2万KWとなる。