刺身で食べられる「お嬢サバ」本格出荷始まる
鳥取県とJR西日本が共同開発した、刺身で食べられる養殖サバ「お嬢サバ」の本格的な出荷が3月5日から鳥取県岩美町で始まった。お嬢サバは、アニサキスという寄生虫がつかないよう、ろ過された海水をくみ上げて陸上の養殖施設で育てたマサバ。
鳥取県栽培漁業センターとJR西日本が共同開発し、虫がつかないよう大切に育てた”箱入り娘”という意味を込めた「お嬢サバ」のブランド名で大阪や東京などで試験販売してきた。その結果、事業採算のめどが立ったとして、JR西日本が2017年6月に岩美町に養殖施設を設け、このマサバを育成してきた。
今月から5月にかけて2万5000匹のマサバが1匹1000円程度で販売される予定。語呂合わせで「サバの日」の3月8日に関西や東京の飲食店で一斉に解禁される。