大日本印刷 米フォトロニクスとの中国の合弁設立手続き完了
大日本印刷(本社:東京都新宿区、以下、DNP)は、米国のフォトマスクメーカー、フォトロニクス(本社:米国コネティカット州)と2017年5月に締結した、中国での半導体用フォトマスク事業の合弁会社の設立手続きが完了したと発表した。
合弁会社「Photronics DNP Mask Corporation Xiamen」(PDMCX)の資本金は2400万㌦で、出資比率はフォトロニクス50.01%、DNP49.99%。
DNPとフォトロニクスは今後5年間で1億6000万米㌦を投資して福建省の厦門(アモイ)市に新工場を建設し、2019年春からフォトマスクの量産を開始する予定。中国にフォトマスクの製造拠点を整備することで、現地の半導体メーカーの短納期に対応しながら安定供給を図っていく。