ジャカルタで近江牛の輸出振興へ調理法講習会 ジェトロなど

ジャカルタで近江牛の輸出振興へ調理法講習会 ジェトロなど

日本貿易振興機構(ジェトロ)と近江牛輸出振興協同組合は11月7日、インドネシア・ジャカルタで地元のレストランなどを対象に「近江牛」の調理方法を紹介する講習会を開いた。
今年9月から近江牛のインドネシアへの輸出が始まったことを受け、滋賀県の畜産関係者が腕を振るい、イスラム教徒の食に叶うよう「ハラル認証」を受けた施設で加工された近江牛を使い、焼きしゃぶやカルパッチョなどの作り方を披露した。会場のジャカルタのホテルには高級レストランやスーパーマーケットの担当者らおよそ60人が集まった。
経済成長が続くインドネシアでは日本食が人気を集めているが、流通している和牛のほとんどがオーストラリア産などで、2016年1年間の日本からの輸入量はわずか2.7㌧にとどまっている。