南シナ海・南沙諸島に中国漁船220隻集結 フィリピン政府が確認

フィリピン政府は、南シナ海の南沙(英語名:スプラトリー)諸島のサンゴ礁周辺のフィリピンEEZ(排他的経済水域)に3月初旬、約220隻の中国漁船が集結していたことを確認したと発表した。共同通信によると、同政府は中国の海上民兵が配備したとみており、ロクシン外相は3月21日、外交ルートを通じて中国側に抗議したとツイッターで明らかにした。また、ロレンザーナ国防相は21日の声明で、「侵略をやめ、海洋主権を侵害している船舶を直ちに撤退させるよう中国に迫る」と迫った。