東京商工リサーチのまとめによると、3月19日16時時点で新型コロナウイルス関連の影響による飲食業をはじめとする企業の経営破たんは累計で1,208件に上った。
このうち負債額1,000万円以上が1,153件(倒産1,069件、準備中84件)、負債額1,000万円未満の小規模の破たんが55件だった。
緊急事態宣言は首都圏の1都3県でも3月21日に解除されたが、早晩リバウンドが起こることは必至とみられ、そのため都心部を中心に営業時間は1時間程度延長されるものの、飲食店の時短営業は続けられる。その結果、「息切れ」による破たん、先行き見通し難による「諦め」型などにより、コロナ禍による企業の経営破たんは今後さらに増加する可能性が高まっている。