英変異ウイルスの致死率1.16倍 大学研究チームが英医学誌に発表

AFP時事によると、新型コロナウイルスの英変異株は致死率が従来株に比べ64%高いとする論文が3月10日、英医学誌ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル(BMJ)に発表された。
英セクター大学などの研究チームが、英国で2020年10月から2021年1月までの期間に、病院以外の検査所や自宅で新型コロナウイルス検査を受けて陽性になった約5万5,000人について、28日間にわたり追跡調査を実施。年齢や性別、人種などの要素を考慮したうえでデータを比較した。その結果、英国で確認された変異株B.1.1.7の致死率は1,000人当たり4.1人で、従来株の1,000人当たり2.5人と比べ64%高かった。