JR旅客6社は1月6日、年末年始(2020年12月25日~2021年1月5日)の利用客が前年同期比68%減の487万9,000人にとどまったと発表した。これは新幹線と在来線特急などの主要線区の利用者を集計したもの。この結果、記録が残る1991年以降、利用者数は最少で、落ち込み幅は最大となった。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う年末年始の行動自粛の呼び掛けにより、帰省や初詣などを自粛する動きが全国的に広がったためとみられる。なお、新幹線の利用実績は東北67%減、上越64%減、東海道68%減、山陽71%減、九州60%減。