住友商事と総合車両 フィリピン地下鉄向け車両240両575億円で受注

住友商事(本社:東京都千代田区)および総合車両製作所(本社:横浜市)は12月21日、フィリピン運輸省よりマニラ首都圏地下鉄向け鉄道車両240両を受注し、12月15日に契約を締結したと発表した。契約金額は約575億円で、2027年3月までに全車両の引渡しを予定。これはフィリピン初の地下鉄(全17駅、約36km)のプロジェクト分。今回の受注は、2019年7月に両社で受注した南北通勤鉄道向け鉄道車両104両に続く案件となる。
今回のプロジェクトは国際協力機構(JICA)とフィリピン政府との間の有償資金協力に基づき結ばれた日本の政府開発援助事業。