スズキは11月27日、タイ国内の二輪車の販売事業を再編すると発表した。二輪車の生産・販売を手掛ける子会社タイスズキモーター社(以下、タイスズキ社)の販売事業を、新たに設立する販売代理店へ2020年12月より移管する。
新設する販売代理店は、同国南部エリアの販売を担当しているBANスズキ社とタイスズキ社が共同出資する「スズキモトセールスタイランド社」(以下、SMCT社)で、これまでタイスズキ社が直接担当していた同国北部エリアの販売を同社へ移管する。SMCT社(所在地:ソンクラー県ハジャイ郡)の資本金は3,000万タイバーツで、出資比率はBANスズキ社70%、タイスズキ社30%。
これに伴い、タイスズキ社は生産および完成車の輸出業務に専念し、二輪事業の収益改善を図っていく。