日本貿易振興機構(ジェトロ)によると、中国遼寧省大連市で9月25~27日の3日間、同市初の「2020中日(大連)博覧会」が開催された。遼寧省商務庁と大連市政府が主催し、日本商品博覧会のほか経済や教育をテーマとしたフォーラム、日本の地方銀行7行と大連市政府の共催による日中企業商談会などが行われた。
12回目となった今回の出展企業は330社、3日間の来場者数は10万3,000人に上った。製薬金額は4億7,000万元(約72億8,500万円)で過去最高となった。
日本商品展覧会には食品、日用品、環境・省エネ、ヘルスケア、アパレルなどの出展に中国国内の23省・からバイヤーが訪れ、約2600件の商談が行われた。中日(大連)博覧会は、2021年には国家級の博覧会への昇格を目指している。