東京商工リサーチのまとめによると、9月28日14時時点で新型コロナウイルス関連倒産は負債額1,000万円以上、2月からの累計で526件(倒産468件、準備中58件)に上っている。9月は28日までに85件発生し、単月最多の6月(103件)に迫る勢いで増勢にある。このほか負債額1,000万円未満のコロナ関連倒産が累計25件判明し、合わせて累計551件に達した。
負債額1,000万円以上の倒産企業を都道府県別にみると、東京都130件(倒産122件、準備中8件)で突出。全体の4分の1(構成比24.7%)を占めている。次いで大阪府が54件(倒産46件、準備中8件)、北海道27件、愛知県25件。10件以上の発生は全国で16都道府県に上っている。
業種別にみると飲食業が79件で最多、アパレル関連が59件、ホテル・旅館の宿泊業が47件となっている。