日産自 販売低迷でインドネシア生産撤退へ 経営合理化の一環

日産自動車(本社:横浜市西区)がインドネシアの車両生産から撤退することが3月18日分かった。販売減少により工場の稼働率が低迷し、1月末までに新興国向けブランド「ダットサン」を含む車両生産を一時停止していた。当面改善が見込めないと判断、経営合理化策の一環として生産撤退を正式に決めた。ルノーとともに企業連合を組む三菱自動車から車の供給を受けるなどして、インドネシアでの販売は継続する。工場は今後、三菱自動車向けエンジン生産に活用することを検討する。