19年の農林水産物・食品の輸出実績9,121億円 1兆円に届かず

農林水産省は2月7日、2019年の農林水産物・食品の輸出額が前年比0.6%増の9,121億円にとどまり、またも日本政府が目標とする1兆円にまたも届かなかったと発表した。この内訳は農産物が3.8%増の5,877億円、林産物が1.4%減の371億円、水産物が5.2%減の2,873億円だった。主要輸出先は1位が香港、2位が中国、3位が米国。増加した農産物の明細は加工食品が5.5%増の3,270億円、畜産品が7.3%増の707億円、穀物等が8.3%増の461億円、野菜・果実等が5.2%増の445億円だった。