JFEケミカル 中国の宝武炭材と電池材料事業で合弁
JFEスチールの100%子会社、JFEケミカル(本社:東京都台東区)は3月15日、中国宝山鋼鉄股份有限公司(以下、宝鋼股份)の100%子会社、宝武炭材料科技有限公司(以下、宝武炭材)と、中国での電池材料(負極材)事業で合弁会社を設立するため、合弁意向書を締結したと発表した。
このプロジェクトは、中国内モンゴル自治区の烏海市で宝武炭材がすでに展開している炭素事業に、JFEケミカルが参画することを前提として、事業性検証(フィージビリティスタディ:以下FS)を実施する。
第1期としてニードルコークスを原料とした負極材について、年間生産能力1万㌧の設備を建設し、2020年に稼働させることを想定する。