旭化成 タイでスパンボンド不織布年産5万㌧へ増設
旭化成(本社:東京都千代田区)は3月15日、タイのスパンボンド不織布の製造・販売会社、旭化成スパンボンド(タイ)(所在地:タイ・チョンブリ県シラチャ、サハ工業団地内、以下AKST)の製造設備を増設すると発表した。
これにより、AKSTのポリプロピレン(PP)スパンボンドの生産能力は、現行の年産1万5,000㌧から増設後は同5万㌧となる。2019年3月着工し、2021年7月稼働予定。
PPスパンボンド不織布は紙おむつなど衛生材料、自動車などの各種産業資材、消臭シートなどの生活資材用に需要が伸びているが、とりわけアジアにおける紙おむつ市場の成長が著しく、同社として急拡大のニーズに応え、安定供給体制を強化していく。