知事・市長のダブル選へ各党対応急ぐ 大阪
大阪府の松井知事と大阪市の吉村市長が3月8日、それぞれ辞職願を提出したことに伴い、知事・市長の各選挙が統一地方選挙前半の4月7日に行われることになった。
この選挙には松井氏が市長選に、吉村氏が知事選にそれぞれ立候補し、いわゆる「大阪都構想」を実現するため、改めて民意の後押しを得たいとしている。
これに対し、自民党は「党利党略でしかない」、公明党は「選挙の私物化、税金の無駄遣い以外の何物でもない」、共産党は「ダブル選挙には一片の大義もなく、維新政治を終わらせるチャンス」などとして批判。大阪維新の会に批判的な勢力の結集に向け、各党とも具体的な対応を急ぐ方針。