三井化学 中国で長繊維GFPPの生産設備新設

三井化学 中国で長繊維GFPPの生産設備新設

三井化学(本社:東京都港区)は3月5日、グループの中国の製造拠点、三井化学複合塑料(中山)有限公司(所在地:広東省中山市)にガラス長繊維ポリプロピレン(長繊維GFPP)の生産設備を新設すると発表した。
長繊維GFPPの製造拠点は日本、米国に次ぎ3番目。今回の新設により同社グループの長繊維GFPPの生産能力は年間1万500㌧となる。今回新設する中山市の長繊維GFPPの生産能力は年間3,500㌧で、2020年2月に完工し、9月に営業運転を開始する予定。
長繊維GFPPは繊維状のガラスとポリプロピレン樹脂を溶融・混錬して得られる複合材料で、無塗装による自動車向けバックドアインナー等に使われている。