出光興産 ベトナムのニソン製油所が商業運転開始

出光興産 ベトナムのニソン製油所が商業運転開始

出光興産(本社:東京都千代田区)と三井化学(本社:東京都港区)、クウェート国際石油、ペトロベトナムとの合弁会社「ニソンファイナリー・ペトロケミカルリミテッド(以下、NSRP)」が運営するベトナム ニソン製油所が11月14日付で商業運転を開始したと発表した。
同製油所は、ベトナム国内への石油製品の安定供給を目的に20万BDの原油処理能力を有し、高度な分解設備により付加価値の高い白油の生産量を最大化した高効率な製油所。生産された石油製品はベトナムの旺盛なエネルギー需要に向けて安定供給され、石化製品はアジア各地の顧客に販売されている。
ニソン製油所(所在地:ベトナム・タインホア省ニソン経済区)の事業規模は約90億米ドル(うち出光興産負担額約14億米ドル)で、出資比率は出光興産35.1%、クウェート国際石油35.1%、ペトロベトナム25.1%、三井化学4.7%。