丸紅 インドネシア火力発電所の融資契約・着工へ
丸紅はインドネシア・ジャワ島で新規ガス焚き火力発電所および洋上LNG貯蔵・再ガス化設備(以下、FSRU)の建設・運営を行うジャワ1ガス焚き火力発電プロジェクトに関し、参画企業とともに融資契約を締結し、年内に着工すると発表した。
PT Pertamina(Persero)、双日と共同出資しているPT Jawa Satu Power、およびPertamina、双日、商船三井等と共同出資しているPT Jawa Satu Regasを通じて、2018年10月に融資契約を締結し、12月にこのプロジェクトの発電所部分について着工する予定。
このプロジェクトは発電容量1,760MWの大型ガス焚き火力発電および貯蔵容量17万㎥のFSRUをそれぞれ建設し、25年間にわたりそれらを一体で保守・運転し、インドネシア国有電力PT PLN(Persero)に売電する、本格的な「Gas-to-Power」案件。
融資は、国際協力銀行(JBIC)、アジア開発銀行(ADB)、みずほ銀行、三菱UFJ銀行、オーバーシー・チャイニーズ銀行、、クレディ・アグリコル銀行、ソシエテ・ジェネラル銀行による協調融資を行うプロジェクトファイナンスで、民間金融機関の融資には日本貿易保険の保険を活用している。