2017年のアニメ産業の市場規模2兆1,500億円余で最高を更新
アニメーションの制作会社などでつくる日本動画協会の調べによると、テレビや映画、動画配信などアニメ産業の市場規模は、2017年1年間で前年比約1,600億円増の2兆1,527億円となり、過去最高を更新した。
国内にある制作会社およそ150社を対象に、テレビや映画、動画配信、海外展開など9つの項目ごとに売り上げを算出しまとめた。9つの項目のうち最も売り上げが多かったのは映画の上映やアニメ関連のゲーム販売などによる海外展開の9,948億円で、次いでキャラクターグッズなどの商品化が5,232億円だった。
市場規模更新の要因は、とくに中国でアニメに関連するゲームが流行していることや、国内外でアニメの配信が活況となっているため。