フィリピンの河川改修計画に379億円の円借款

フィリピンの河川改修計画に379億円の円借款

フィリピンの首都マニラで11月21日、日本の羽田浩二駐フィリピン大使とフィリピンのテオドロ・L・ロクシン外務大臣との間で、フィリピン政府がマニラ首都圏を貫流するパッシグ・マリキナ川の護岸建設・改修・可動堰等の建設等により防災対策を強化するための総額379億500万円を限度とする円借款に関する交換公文の署名が行われた。
この計画の実施により、洪水に伴う最大被害額は2018年に比べて、事業完成2年後の2027年には、5年確率の洪水規模で約465億円から約200億円に低減するほか、30年確率の洪水規模で約1,050億円から約257億円に低減することが見込まれる。