日本海の冬の味覚ズワイガニ漁解禁 福井・越前町
日本海の冬の味覚、ズワイガニ漁が11月6日解禁となり、福井県沖で日付が変わると同時に一斉に漁が始まった。
越前町の越前漁港では5日夜10時ごろ、底引き網漁船およそ40隻がおよそ沖合30㌔を目指して出港、日付が変わるのを待った。日付が変わると同時に一斉に網が入れられ、1時間半ほどして引き上げると待望のズワイガニが船上の山ができるほど水揚げされた。大きいものでは甲羅の大きさが10㌢を超えるものもあった。1回目の水揚げはまずまずの成果という。
6日にズワイガニ漁が解禁になったのは富山県から島根県の沖合にかけての日本海で、ズワイガニは漁獲地に応じて「越前がに」や「松葉がに」などの名で呼ばれている。