TPP11 12/30発効へ 6カ国が国内手続き終了
トランプ大統領就任後、離脱した米国を除く、環太平洋の11カ国による経済連携協定「TPP11」が12月30日発効することになった。事務局を務めるニュージーランド(NZ)のパーカー貿易・輸出振興相が、発効に必要な6カ国の国内手続きが終了したと発表した。
すでに国内手続きを終えているメキシコ、日本、シンガポール、NZ、カナダに加え10月31日、6カ国目となるオーストラリアが国内手続きを終えたとNZに通知。TPP11のうち6カ国の国内手続きが終了した60日後に発効するとされていることから、年内の発効が固まったもの。
なお、ベトナムも11月中旬までに議会の承認を終える見通しという。