JICA インドネシア初の地下鉄整備に700億円の円借款

JICA インドネシア初の地下鉄整備に700億円の円借款

国際協力機構(JICA)は10月24日、インドネシアの首都ジャカルタで同国政府との間で、「ジャカルタ都市高速鉄道事業(フェーズ2)(第一期)」を対象として、700億2100万円を限度とする円借款貸付契約に調印した。
同事業は交通渋滞が深刻なジャカルタ首都圏で、インドネシア初の地下鉄事業となるジャカルタの南北を結ぶ都市高速鉄道システムを建設し、増加する輸送需要への対応・交通渋滞の緩和、環境負荷の軽減を目的としている。
同事業に対する円借款には、日本技術活用条件(STEP)が適用され、土木工事では日本企業が得意とする泥土圧シールド工法が活用され、日本の車両や信号システムが導入される予定。